第2話 ヘイトスピーチ

今に始まったことでは無い。


キタの狂った支配者が人殺しの花火を打ち上げるたびに、関係のない人達が、酷い言葉や唾を吐きかけられる。


在日コリアンの人達が作った学校。

最近、制服が変わった。

民族の文化、チマチョゴリからブレザーに。


確かに時代はセーラー服からブラザーに変わった。


しかし、それとは意味が違う。


ずいぶん前に夜の地下鉄の構内で

酔っ払っいのいい歳をした男性が

朝鮮学校の女生徒に絡んでた。


おまえら自分の国に帰れ!

ここは日本だ!なんだ!その格好は!


誰も知らんぷり。


私は女の子の手を掴んで走った。

「馬鹿野郎!日本人の恥晒しーー!」と叫んでいた。


確かに、朝鮮学校はキタの支配者を崇拝してる。

在日1世は日本に来て、犬以下の扱いを受け

家も貸してもらえない。職もない。

どん底の中で、朝鮮人としての誇りや文化を守りたい。

その一念で無けなしの日雇いのお金を出し合って学校を作った。


日本人もアメリカやブラジルに移住しても

日本人学校作って日本語や文化を

子供達に伝えたいと願っている。


思想やどこかの国の支配者の事ばかりが

取り沙汰されてしまうけど、

民族の歴史を残したいと思うことは

そんなに悪いことなのだろうか?


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