3話 村上瞬

 お店は再開した。

 日中でもちゃんと電灯をつけるようになって、またポニーテールに結ったいちねえがカウンターに座ってる。

 以前までとあからさまに違うところがあるとしたら、芽衣さん……嵯峨野芽衣が店員として一緒にいることだ。


 日本指折りの有名女優が、こんな田舎の雑貨屋でふつうに店員をしている。冗談みたいな話だ。

 ふつうなら、この村の人たちみたいな田舎者は、芽衣さん目当てで殺到しそうなものだけど。

 店が開いても、お客さんは誰もこない。




 芽衣さんは仕事を無期限休業することにした。いまはいちねえとの時間を大切にしたいし、それ以外のことは考えたくないらしい。

 嵯峨野芽衣の突然の休業宣言に、テレビでもインターネットでも無責任な憶測が飛び交って、真相を一番よく知るあたしには、こういうもっともらしい情報の拡散が、本当に適当な口から出まかせばっかりなんだなってことがわかって、なんだか世の中の裏側が見えた気分だった。

 芽衣さんの消息を探る人はたくさんいるらしいけど、あのとき一緒だったスタッフは誰も漏らしてないらしい。


 そしてこの村でも緘口令が敷かれてる。

 芽衣さんのことを興味本位で調べに来るような連中には村に近寄られたくない、っていうのは老若男女の一致する見解で、だからはからずも長期バカンスを手に入れた彼女は、この世で一番愛しい人との夏休みを堪能していた。


「実質無給ですけど、お金のこととか、どうするんですか」

「私が誰だかわかってる? 慎ましやかに生きるなら、人生なんて5回やり直せるくらいは財産あるよ」


 芽衣さんに対して肩肘張ることができなくなったあたしは、最近ではこんな雑談までするようになっている。

 まあ、いちねえと代わりばんこで、学校にさえ行ってない引きこもりのあたしに朝昼晩のごはんを用意してくれてる人だ。意地を張るのも限度がある。

 それにしてもなんでこんなに良くしてくれるのか、って聞いたこともある。


「私、蜜音ちゃんのことは気に入ってるよ?」

「最愛の人の妹として?」

「ふふふふふ。さすがよーくわかってる」


 惚気で答えられたけど。

 話してみれば芽衣さんは魅力的な人で、ちょっとした人生相談なんかしても、飽かずにずっと相手してくれた。まあ、あたしたちの今の環境は時間なんて売るほどあるんだけど。とはいえさすがに、能力のことはいえてない。一生言うつもりもない。そんな話を聞いて揺らぐ関係にも見えないけど、あえて水差すようなことしなくてもいいだろう。


 あの嵯峨野芽衣が店員をしてるといっても、お客さんが来ることはない。生活費を稼ぐ目的でやってることでもないのだから、要するにこれは茶番なのだった。

 その茶番がなんのために行われているかというと、いちねえの精神安定のためだ。

 いちねえは今日も、来ることがないお客さんを待っている。暇すぎて掃除ばかりしてるから、うちの店はいまや新装開店なみにピカピカだ。


 こんなこと、いつまで続くんだろうなとは思う。まさか永遠に来ないお客さんを待って、このままここでおばあちゃんになるわけでもないんだろうけど。

 そういういちねえと芽衣さんを、あたしとしてはもう咎めだてするつもりもなくなってた。

 二人のことを受け入れるっていうより、もう、この人たちがあたしの被害者だって目でしか見れなくなったから。




            ※   ※   ※




 田舎者の世界は近くて狭い。

 あたしたちの価値観は、自然と村のじいちゃんばあちゃんたちの強い影響下にある。

 都市の高校に通うようになり、街の子たちと多少なり交流を持つようになってからは、あたしは随分と古色蒼然とした思想を持たされているらしい、ということには気づいていた。


 特に構えて言っているわけでもなく、バカとかアホとかごく軽い悪口とまったく同じトーンで、同性愛者を揶揄する表現が年長者の口から飛び出る。そんな環境に育ったあたしにとっては、女性同士がそんなことになるというのは、まったく想像の埒外だった。


 これがもっと都会の、それこそ東京の学生だったりしたら、案外身近にその実例がいたりして、それはそういうことなのだと自然と受け入れる下地もできていたのかもしれないけど、少なくともあたしの環境はそうではなかった。

 思えばいちねえと芽衣さんの関係について、あたしが真っ先に否定感を覚えたのは、同性同士であるという点だった気がする。


 まだ高校生なあたしでさえそうなのだから、この村の特に年がいった人たちはみんなそうだ。

 我が諏訪原家はそういうわけで、現在実質的に村八分を受けている。お客さんなんて来るわけがない。いま、うちの店に寄りついたらみんなになんて言われるか。そんな村民の考えは手に取るようにわかる。


 表向きにはこの関係が不倫だから、陸斗さんや聖也がかわいそうだから、そういうことが名分なんだろうけど。

 本音のところは、同性愛者を受け入れがたいからだろう。


 だって、こんな狭い村で噂にならないわけがないのに、地区会長をやってる馬場さんは継続的なダブル不倫をしてることで昔から有名だった。村の噂に参加しないあたしでも知ってるほど公然の秘密ってやつだ。

 ここは、一回の不倫で何もかも許されないほど、倫理観がガチガチの村じゃない。

 だからほんとは、いちねえだってあんなに苦しまなくてもいいのにとも、思ってしまう。


 そんな我が家をいじめるダシにされた陸斗さんはというと、店を再開したあと一度うちに来た。

 おしゃれではないけどいつも清潔感があった陸斗さんは、無精ひげがぼうぼうで、目は落ちくぼんでいて、ゴリラというより瀕死の熊のようになっていた。

 ……やめようこんな言い方、性格悪い。あたしのせいでこんなことになったのに。つまり、そのくらい、あたしはびっくりしたってことだ。


 離婚調停は進んでいるらしくて、陸斗さんは二言三言それについていちねえと会話してた。

 陸斗さんはじっといちねえを見つめてて、いちねえは目を合わせて話す資格がないとばかり、ずっとうなだれてた。

 それを見てあたしは、ああ本当にこの人はあたしの義兄ではなくなってしまうんだなと、どうしようもない寂しさを覚えたりもしたけど。


 このときばかりはさすがの芽衣さんも2階にいた。

 その場にいたらきっといちねえを庇うようなことをしてしまってただろう。いくらなんでもそれは残酷すぎるし、挑発的すぎる。


 陸斗さんは疲れきってるけど、やっぱりとても冷静で、いちねえを責めるようなことは一言も言わなかった。

 ただ、最後「聖也のことは心配するな。俺が絶対にちゃんと育てる」とだけ言い残して、去っていった。


 陸斗さんを見送ったあと、いちねえはしゃがみこんで大声をあげて泣き出してしまった。2階から声を聴いて降りてきた芽衣さんの慰めもきかないくらい、ボロボロと泣いていた。

 きっといちねえが何か罰を受けなければいけないとしたら、、これほど重大な罰はなかっただろう。


 あたしを罰してくれる人は、誰もいない。

 そもそも、あたしが罪人であることを誰も知らない。




            ※   ※   ※




 蜜音、という自分の名前が昔から嫌いだった。

 一花、二葉まではいいと思うんだ。花のように、そして太陽をいっぱい受ける葉のように。

 どっちも可愛くて女の子らしい、いい名前。


 それをいうなら蜜音だって女の子らしいといわれるかもしれないけど、年の離れた末子であるあたしにつけられたこの名前が、三という連番の最後であり、かつ根のもじりであることくらい、ちょっと考えたら誰でもわかる。

 三つめの根じゃ女子の名前としてあんまりだから字を変えたけど、あたしの両親はこの命名規則はどうしても変更したくなかったらしい。


 それにしても蜜音という字面の、冷静に読んでみるとまったく意味不明な並びはいったい何事だろう。蜜の音ってなんだよといわれて解説できる人はあたしの家族にはいない。あたしにもできない。

 そこまでしても三と植物関係にこだわった両親の姑息さがどうにも許せなくて、だからあたしは自分の名前が嫌いだった。


 なにか、大切な自分の名前で遊ばれたような、そういう感覚がかなり小さな子供のころからずっとあって、忘れたことがない。

 あたしがどうしても自分という人間を愛しきれないのは、くだらない話だけどそんなところに起源がある気がする。


 そういうあたしが、とりあえずでも生きて歩いていけるだけの元気を持てていたのは、一番にはいちねえとふたねえのおかげだ。

 でもそれは家の中での話で、外であたしを引っ張ってくれてたのは、幼馴染の女子だった。

 その名を村上瞬という。


 男の子みたいな名前で、いつでも誰よりキラキラしてる、実は秘密で漫画を描いてる女の子。

 小学校へあがる前、狭い村だから年が近いなら本当はみんなが馴染みになっているはずだ。

 でも、子供のころから引きこもり状態だったせいで小学生デビューのようになってしまったあたしを、強引に仲間にしてくれたその子はあたしにとって、家族以外で一番大事なひとだった。




            ※   ※   ※




「あんただれ。見たことない」

「ひっ」


 寒村だ。廃校をかろうじて免れてる、って段階にまで来ているその小学校は、うちの村とほぼ同規模の、さらに険しい山向こうの村と合わせても全校生徒が50人に満たない。

 あたしの入学年度であたしの同級生は7人だけだった。


 同じ村の出身なんだから、本来はあたしと瞬も幼馴染でなければおかしいはずだった。でも、あたしの問題でそうはならなかった。

 いちねえのおかげでとりあえずは登校できたけど、やっぱり知らない人ばかりの環境は恐ろしい。

 特に、同年代の子どもとなんて接したことがないから、いよいよどうしたらいいかわからない。


 ふつうにしてたって対処がわからないのに、そのとき彼女は村の外からやってきた悪者をやっつけるヒーローみたく、あたしのことを藪にらみしていた。他人の悪意や敵意なんて真正面から受けたことがなかったあたしは、それだけでガタガタ震えてしまった。

 そのとき、瞬の後ろから男の子が顔を出した。優しそうな子、ってちょっとほっとしたのを覚えてる。それが遥だった。


「すわはらさんの子だよー。みつねっていう」


 うちの雑貨屋は村ではすわはらさんと呼ばれてる。すわはらさんでトイレットペーパー買ってきてー、とかそういう感じ。

 そのすわはらさんに、いちねえとふたねえという娘がいて、さらにその下にあたしという子どもがいるということは、当然みんな知ってる。ただし来店客があるときは、あたしは恐れて2階に逃げていたから、ことによっては実在だけは立証されてる座敷童みたいな扱いだったかもしれない。


「なんではるかが答えるの」


 その応対が、ご幼少のみぎりな瞬には大変お気に召さなかったようで、あたしと遥、あたしと遥と順繰りにどっちも睨みつけて、ふんっとどっかへ行ってしまった。

 臆病者のあたしが、怖い子だ、と思ってしまったことはむべなるかなとわかってもらえるだろう。




 乱暴者で怖い子だと思った瞬は、実は全然そんなことなくて、山向こうな隣村から来てる子たちともあっという間に友達になって、クラスの、いや学校の中心人物になっていた。

 まあ、もともとみんなが、あたしを除いて長い付き合いだってこともあったんだろう。上級生のウケも上々で、学年問わずみんなで遊ぶ休み時間の鬼ごっこやケイドロでは、小さい体でいつも大活躍してた。


 あたしはもちろんそんな輪に混ざることはできないで、指をくわえて楽しそうなみんなを見てたっけ。

 他人恐怖症なコミュ障の子どもだって、人の輪に加わりたくないわけじゃない。ただ混ざり方がわからなかっただけだ。


 その日の遊びはドッジボールだったと思う。

 それまできゃーきゃーと楽しそうに大笑いで遊んでいた瞬が、いつも通り、校庭の木の木陰でうらやましくみんなを見てたあたしに、なぜか急に寄ってきて。

 あたしに向かうときだけしかめっ面する瞬が、ボールを両手で構えた絵が、いまでも脳裏に焼き付いてるから。


「ひぐっ」

「ねえあんた。ひい、とか、ひぐ、しかいえないの」

「うぐっ」

「なんかいってみなさいよ」


 なにをいえばいいのか。そもそも言葉らしい言葉がなかなか出なかった。

 だいぶ苦しんだ末にあたしがひねり出したのは、なぜか彼女の名前だった。


「しゅんちゃん」

「……うん」


 それを聞いて瞬がそのとき何を思ったんだか、あたしにはさっぱりわからない。

 けれども、瞬はそこでボールをみんなに向かって放り投げると、あたしの手をぐいぐいと引き出した。


「いくよ」

「え、やだ」

「やだじゃない」


 そして無理矢理、みんなのところで連れていかれた。

 はじめてするドッジボールはすぐ当てられてアウトにされてばかりだったけど、最高に楽しかった。


 それからというもの、瞬は何をするにもあたしを引きずり回すようになった。

 おかげで子どものころの楽しいイベントにはちゃんとほとんど参加できた気がする。


 同年代のメンバーで、幼馴染っててらいなく呼べるくらい仲良くなれたのは、結局、瞬と遥の二人だけだったけど。

 べつにそれでよかった。友達たくさん作るような甲斐性なんてもともとないし、あたしの拙い手で掴める人の手は2本もあったら満杯だった。





 小学校も終わりの間際になったころ、瞬に突然、漫画を手渡された。

 大学ノートに描かれた、小学生にしては上手い絵のそれが瞬の描いたものだといわれたときは、自分の一番身近な子がそんなもの描いてるなんてと、本当にびっくりした。


「私の処女作。あんたに最初に読ませるんだから。ちゃんと感想いってよ」


 そういわれて、やたら感動した。だから隅から隅まで何度も読み返して、ここがよかった、面白かったと詳細な報告をした。

 それを聞いて、瞬が「そっか」と笑ってくれたのがまたうれしかった。


 彼女はあたしの前ではあまり笑わない。

 ほかの人の前ではコロコロとよく笑う子だけど、あたしの前だとなんだか気が抜けた猫みたいな顔ばかりしてる。

 それはちょっとだけ残念で、ちょっとだけ自慢だった。

 みんなの瞬はあたしのものじゃないけど、あたしの瞬をみんなは知らないってことだから。


 漫画の内容は、引っ込み思案な高校生の男の子が、授業に必要で絶対忘れたらいけないものを家に置いてきてしまって、前から気になってた隣の女子に勇気を出して貸してほしいってお願いしてみたら、その子は「〇〇くんに声かけられるの待ってた。忘れ物に感謝だね」と、飛び切りの笑顔で答えてくれて、それから交流が始まって、最終的にその女子から「ほんとは〇〇くんが好きだった」って告白されて、ふたりが付き合いだすっていうもの。

 なんか、この〇〇くん、あたしみたいだなって思ったのを覚えてる。





 中学、高校と進学するたび、瞬を囲う人の輪は大きくなっていったけど、あたしは幼馴染から昔馴染みへ転落するというありがちな目にはあわなくて、むしろ彼女が何かするときにいつでも真っ先に声をかける、幼馴染というより親友のポジションへと変わっていった。

 なんでそんなに気にかけてくれるのかわからなかったけど、おかげさまで瞬をきっかけにした友達ができて、あたしという本来は友達作りにも苦労するタイプの人間は、その分に不相応な楽しい学校生活を送ることができた。


 中学も2年になると、みんな本格的に色気づく。

 あたしにはよくわからないことだったけど、早い子だと小学校のうちに男子と付き合ってキスまでしたって子もいた。

 この年には、ちらほら初体験を済ませたって話も聞こえるようになっていて。


 当然、人気者できれいで可愛い瞬がモテないわけもない。

 告白されたらしいって話を人伝に聞くたび、胸に疼くものを感じていた。

 それを最初、大好きな瞬の親友のポジションを、ぽっと出の知らない人に取られる恐怖からだとあたしは誤解してた。


 それでも瞬が男子と付き合うってことには実感が湧かないでいたある日、瞬が、学校の先輩と下校してる姿を遠目に見た。

 おずおずと手を伸ばす彼のことを、瞬が拒まなかったのを見てしまったとき、あたしはボロ泣きしてしまった。


 家に帰って、これからあの人と付き合うのかな、それでみんなが言ってるみたいに初体験までしてしまうのかなと、瞬の姿を思い描きながら生々しく想像した。中一まではたまにうちで一緒にお風呂に入ったりしてたから、彼女の裸身を妄想することは容易で、それを思い浮かべながら自分の胸を触ったとき、あたしは自分が彼女に性的な欲求を持つことができると知った。


 そして、わかった。

 ひどく肉欲にまみれている気はしたけど、自分が彼女に抱いている感情の正体が、独占欲と恋心だと。

 それは、古臭い価値観のなかで生かされているあたしにとって、封印に値する禁忌の感情でもあった。


 田舎者の世界は近くて狭い。

 あたしたちの価値観は、自然と村のじいちゃんばあちゃんたちの強い影響下にある。

 大人の常識にそむいてしまったこの気持ちを表明することは、あたしにはどんな犯罪より恐ろしいことに思えた。


 土台、好意を告げたところでどうなるというのか。

 あたしと同じような境遇に育った彼女が、それにも左右されずたまたま同性愛者で、さらにはあたしの手を取ってくれるなんて。

 そんな自信に満ち溢れた夢想をできるほど、あたしは自分という人間を無条件に信じられない。


 そして、万に一つの勝ち目もない告白の結果として、村上瞬というひとを自分の人生から失うことになったら、あたしは生きていけなくなる。失敗の想像だけは、具体性を伴っていくらだって思い浮かべることができるんだから。


 瞬は強引だ。

 あたしの否応関係なしに、いつでも無理に手を引いて、あたしをあちこち連れまわす。

 それは中学生になったこのころも、高校生になったいまも少しも変わっていなくて。


 ただ、瞬がそうするまでに、悩みに悩みぬいて、考えに考えぬいて、本当にそれがあたしのためになる、って確信を持った場合にだけ、あたしの手を引くと決めていることを、このころあたしはとっくに知っていた。

 そして、それが初めて手を引かれたあのときから始まっていたことも。


 だからあたしは彼女に依存している。

 瞬は、本当にあたしが嫌なことは絶対しない。だからあたしは、彼女になら心の全部を委ねてもいいと思える。

 あるいは不健全で不健康な関係なのかもしれない。あたしたちは友達だけど、あたしの生き方を決める瞬はあたしの主人のようなものでもある。そしてあたしは、少しもそれを嫌だと思っていない。これからも手を引き続けてほしいとだけ願っている。


 その手を失うことは、あたしが生きる意味をなくすのと同じことだった。

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