第11話

そして、また1年が経った。


 姉妹の家



 今ではすっかり虐待は無くなり母と父とも仲直りした。


 両親はあれから、虐待ことに反省し、そもそも十分な生活環境を提供出来てないことを悔しく思っていたようだ。


 対して姉妹達もやってしまったことは本来なら許されることはではない(妹は許してない)のでお互いに悪い所があったと謝罪した。


 そして、すっかり変わってしまった姉妹部屋


 「お姉ちゃん、また隠し撮り??」


「良いでしょ別に!!優くんはもうすぐで小学6年になって卒業するんだから今の写真たくさん収めないと」


「でも、」


「じゃあ夏には見せないわよ」


「・・・っ、ごめんなさい」


そこには部屋中、主に優の写真が沢山貼られている。(少し妹さんも混ざっている。


ーーーーーーーーーー


 休日


 姉妹達は、家に来ることがある。妹が居ない時が家が忙しい時だ。




 そして、運が良いと


 『今日もよろしくね』


「はい、お義母さま!!」

 姉は電話で優の母に家のことを任された。


 そう、既に優の両親から信頼を得ている姉妹達は、こうして、任せたを名目に妹さんには大変申し訳ないが家に一緒に居させてもらっている。

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