孤独と死の神(day22 賑わい)
夏祭りの喧騒を聞きつつ閑散とした神社を歩く。
溝に袋ごと捨てられた金魚。
孤独と死を司る神が美味そうに食す。
「賑わいの裏で孤独も深まる。お前ももう死にかけだ」
胸を突かれ頷く。
弟の誕生で家人は大忙し。
連れ子に構う者はない。
神に身を差し出すも拒絶。
「ぬるい。もっと孤独に浸れ」
つれない奴。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます