第7話 波多野兄妹

 会社側も、捜査を行っている側も、どちらにも懸念として残っていることで一番大きなものは、

「波多野副所長の行方」

 だった。

 所長の清武も、部下の瀬田主任も、波多野副所長の性格をよく分かっているだけに、この場に今まで現れていないということは、

「何かあった」

 という印象が深かった。

 警察の方ではきっと、

「副所長が犯人で、隠れているんだ」

 と思っているかも知れないが、普段の波多野氏を知っている会社の人間には、犯人であるとは到底思えなかった。

 厳格な性格である波多野主任が、連絡を入れてこないのは、何かに巻き込まれたということではないかと思うのだ。彼が犯人だということはありえないと思う理由は、まず妹が不倫をしていてそれを咎めるとしても、決して妹を殺すようなことはしない。しかも、この殺人は、突発的な事故のようなものではなく、入念に計画されたものである可能性が高い。確かに犯罪の計画を立てさせると、簡単に捕まらないような計画を立てるだろうが、それを実行することはないだろう。

 何と言っても、普段から、

「半分、妹のために仕事をしているようなものだからな」

 と言っていたが、決して大げさなことではなかった。

 元々波多野兄妹は、幼い頃両親を交通事故で亡くした。幼い兄妹は、それぞれ別の親戚に引き取られたが、ある日、妹が引き取られた家で苛められたのか、家出をした。

 その家には同い年のいとこがいて、家族は自分の娘ばかりをかわいがり、妹を邪険にしていたようだ。

 よくある話であるが、幼い兄妹には耐えられなかった。親戚がは妹を探し当て、兄が引き取ってもらった家にしばらく妹を置いてもらったが、さすがに二人は難しいということで、兄が養護施設に行くことになった。

 そんな苦労をしたことで波多野氏が学んだのは。

「人は当てにしたってしょうがない。自分たちで生きていくしかないんだ」

 ということだった。

 自分たちだって、好きで親がいないわけではない。それなのに、自分の子供ばかりをかわいがって、引き取った子供に対して恩着せがましく邪険に扱うなど、ありえないと普通の子供は思うだろう。

「そんなのまるでドラマの中の出来事なだけさ」

 というに決まっている。

 しかし、実際にはそれが現実だった。妹と兄はそれから、あまり会うことはなかった。おじさんが自分の代わりに妹を引き取ってくれた時、

「お前には辛いかも知れないが、妹に会いに来ることはしないようにしてくれないか? お前の妹は私たちが責任をもって幸せに育てる。それは約束する。だから、妹の幸せのことを考えて、私たちの子供として育てさせてくれないか?」

 と言われた。

 理不尽であったが、しょうがなく承知したのだが、それでよかった気がした。

 本当は妹が家出さえしなければ、波多野少年を自分たちの家の後継者にしようと思っていたようだ。

 家は裕福ではなかったが、小さな会社をやっていた。さすがに二人の子供はきつかったのだろう。本当は妹を養護施設にと言っていたのを、波多野少年が、

「俺の代わりに妹をよろしくお願いします」

 と言って、涙ながらに頭を下げてきた。

 波多野少年の決意は固く、妹が親戚の家の子供になり、自分は養護施設で育つことになったのだ。

 だが、親戚の家から、妹のことは随時いろいろ教えてもらっていたので、安心だった。おじさんもおばさんも、よく面会に来てくれて、妹の話をしてくれた、おかげで、波多野少年は、

「妹のために」

 という思いで生きていくことができたのだった。

 妹も兄の気持ちを知ることもなく育ったが、妹が高校を卒業した時、兄妹はおじさんおばさんに見守られて、兄妹として再会し、二人で暮らしてもいいという話を訊かされた。

 兄によって引き取られた妹は、最初こそ、兄妹仲睦まじく暮らしていたが、ずっと一緒に暮らしてきたわけではなく、お互いに苦労はしたが、どうしても育った環境の違いはどうしようもなく、次第にぎこちなくなっていった。

 どちらかというと、妹の方がいたたまれなくなったというか、それは兄の視線が気になるからだった。

―ーどうしたというのかしら? あんな視線、兄に感じたことはないわ――

 と思える視線で、兄どことか、他の誰からも感じたことのない異様な視線だった。

 その視線の鋭さは、まるでナイフで刺されているようなものだった。だからといって、痛いだけではない。心地よさすら感じるものだった。それだけに気持ち悪かった。

「痛いなら痛いだけの方がマシではないか」

 と感じるのだった。

 痛い仲に心地よさを感じるのは、まるで、甘い匂いの中に、酸っぱいような激臭が走っている感覚に近い、あまりにも激臭がすごいので、科学班を呼んだというほど、それは異様なことであり、兄に対して感じた相対する思いを異様と感じていたのだった。

 子供の頃からの千晶は、最初は兄を引き取った夫婦から、愛情をもって育てられた。だが、彼女には分かっていたのである。その愛情が見せかけの部分が多かったことを。本当は兄であれば、自分たちを将来助けてくれるのではないかという思いや、後継者になってくれるのではないかという思いがあったことは事実で、その腹積もりで兄を育てていたのに、妹が引き取られた家で迫害を受け、逃げてきたことで、結果妹だけを育てることになったのだが、妹に対して、邪険なことはできなかった。

「あの子は最初の家でも迫害されたということだけど、新しく引き取られた家でも迫害されているらしいわ。引き取った方も前のことは分かっているはずなのに、どうしてまた迫害するのかしらね。後から引きとった方が罪は深いわよ。ちゃんと育てられないのなら、引き取らなければよかったのに」

 というウワサを立てられるのも当然と言えるだろう。

 だから、新しく引き取られた家では、見せかけかも知れないが、愛情をもって育てられた。若干の疑問はあったが、今度は千晶の方が前のように家出はもうできない。今度してしまうと、せっかく表向きには愛情をもって育ててくれている人たちを裏切ることになるのだ。もう世間の目は同情してはくれない。

 お互いにそんなぎこちない生活を送ってはきたが、慣れというのは恐ろしいもので、慣れてくると、ぎこちなさも、飼って心地よく感じられるようになった。

 正確にはこの心地よさは、

「平和な毎日」

 というのを表していた。

 最初引き取られた時は、前の家でのこともあったので、

「一日一日が何事もなく終わりますように」

 という思いだけを抱いていた。

 それ以外を望むのは贅沢なくらいであり、そこまで卑屈な気持ちになっていたと言えるであろう。

 そんな毎日を過ごしていると、思春期になった頃には、自分の生活が当たり前になり、子供の頃の波乱万丈な毎日を思い出すこともなくなっていたのだ。

 今日一日をどのように過ごすかというひな形は自分の中でできていた。そのひな形をベースに毎日を過ごす。違った火を過ごすことが怖い気がするようになっていた。

 思春期になると、千晶は綺麗になっていた。同級生の男の子が放っておくはずもなく、千晶は結構たくさんの男の子から告白をされるようになった。

 そもそも思春期になっても、異性が気になるという感覚はなかった。実際にはなかったわけではなく、凍結していたと言ってもいいかも知れない。

「感覚がマヒしていた」

 という表現が一番近いのかも知れないが、感覚としては、

「凍結していた」

 のである。

 つまり、無意識のつもりではいるが、そこには医師が働いていた。

「自分のような薄幸の女の子に、恋愛などという幸せは無縁なんだ」

 という思いであった。

 無意識というものは、恐ろしいもので、当たり喘に過ごしていることを無意識と思いがちであったが、実際にはガチで感じていることであり、無意識だと自分に言い聞かせているという歪な感情が、芽生えているからなのかも知れない。

 まわりから告白はされるが、そもそも、

「人を好きになる」

 という概念が、千晶にはなかったのだ。

 誰を好きになればいいのか、自分でも分かっていない。基本的に千晶の中で思っている恋愛は、

「自分が好きになった相手が自分のことを好きになってくれるかどうかで決まる」

 という一択だけだった。

 だから、いくら人から告白されてもその恋愛は成就することはなかった。なぜなら、その頃の千晶には、好きになった男子がいなかったからだ。

 大人の男性に対しての憧れはあったが、これは憧れというものだけで、恋愛でも何でもないと思っていたが、実はこれが恋愛感情だったのだ。

 しかも、それを自分の中で打ち消してしまったことで、

「それ以外の恋愛感情を抱くことはない」

 と、自分の中で決めつけてしまったことで、人を好きになるというハードルは、結界となって、超えることのできないものとなってしまった。

 それをハードルだと知らない千晶は、最初からそこにあるのは壁であって、壁の向こうに飛び出すことは最初から不可能だったのだ。

「私に恋愛なんかできるはずがない」

 と思ったのは、たった一人の兄のイメージが頭の中にあったからだ。

――お兄ちゃん以外の男性を男として見ることはできない――

 という思いであり、小さい頃の思い出しかない兄に対して、ほとんど記憶もないくせに、当然恋愛感情などあるわけもなく、そもそもそんな思いを思春期の恋愛感情と同じレベルで感じるなど、ありえないということにどうしてすぐに気付かなかったのか。

 気付いてしまうと、もう、恋愛感情を持つことはないという自分の想いを裏付ける結論となり、結局それ以上、自分にもまわりにも何も望むことのない思春期の一人の女の子になってしまったのだ。

 千晶は、そんな感情をなくしてしまった思春期を通り過ぎると、まわりの人に対しては気を遣うことができる女性になっていた。

 千晶が高校を卒業する頃には、兄に引き取られるという話になっていたのだが、兄はすでに自分が知っている兄ではなくなっていた。

 兄にどんな素質が備わっていたのか分からないが、すでに大手の会社の出世頭になっていた。

 養護学校出身でありがなら、

「数十年に一度の天才」

 と言われ、世間が注目し始めると、兄の立場は、まったく変わってしまっていた。

 どこで育ったのかなどという問題は関係なく、、高校を卒業するとその実力は一気の開花し、押しも押されぬ、エリートコースまっしぐらであった。

 それでも中にはそんな彼に嫉妬する輩もいて、彼の育ちを理由に攻撃してきたが、逆に攻撃する側に対して世間の目は、

「何てちっちゃな連中なんだ、まるで自分たちが無能だということを自らで宣伝しているようなものじゃないか」

 とさえ言われるようになっていた。

 兄の実力は誰からも認められるものであり、そんな兄を尊敬している人もたくさんいただろう。目指す目標と崇められていたのである。

 それまでは、どうしても育ちが邪魔をして、いくら成績がよくても、主席でなければなれないことであっても、次席がなっていたという理不尽な思いをしてきただけに、

「俺は一生。こんな運命なんだ」

 として、ナンバーツーに甘んじなければいけない運命を受け入れていた。

 しかし、社会に出るとそんなものは関係なかった。

「実力第一主義」

 学歴が関係する場合はあったが、育った環境に関してはあまり関係はなかった。むしろハングリー精神は、上司から好まれるというもので、彼は実力を正しく評価してもらい、会社での地位も確実なものにしていった。

 前述のように、今の会社に引き抜かれた時も、前の会社とは円満な契約解除であったことで、晴れて副所長として勤務することができるようになったのだ。

 妹の方は、兄妹でそもそも頭がよかったのか、成績の優秀で、この会社に入ってきた。すぐに所長に気に入られて、今のような秘書兼助手をするようになったのだが、彼女の場合は兄のように分かりやすい、

「天才肌」

 ではなかった。

 確かに頭は切れて優秀なのだが、それよりも彼女の魅力は、

「相手に合わせることができる」

 ということだった。

 高校を卒業してから短大に進んだ時は、兄に引き取られる格好で一緒に住んでいたが、やはりどうしてもぎこちなさが抜けず、短大を卒業する頃には、お互い一人暮らしになった。

 生活費は、アルバイトをしながらであったが、兄からもいくらか援助を受けていた。すでに会社での実力を認められ、給料も動機の連中から比べれば破格のものを貰っていた。

 一人暮らしをしていれば、どうせ使い道なんかわかるわけもないということで妹のために使うことはまったくもって問題ではなかった。むしろ喜ばしいことだとまで思っていたのだった。

 兄にとって、妹を見る目は、完全に両親の目だった。子供の頃に不慮の事故で両親を一度に亡くしてしまった二人の兄妹は、こうやって大人になってきたのだった。

 短大を卒業すると、兄の勧めもあって、オオワダグループに入社したが、中には、

「兄の七光り」

 という声もあったが、その声を秒殺で抹消できるほどの実力を、彼女は有していたのだった。

 会社に入ってしばらくは、仕事に集中していた。まわりの人間とは、仕事の面ではコミュニ―ケーションを取ることができるが、それ以外のプライベートなところではまったく関係することはなかった。

「一緒に呑みにいかない?」

 と同僚から誘われても、

「いえ、私は」

 と言って、いつも断っていた。

 断る理由は何もなく、ただ、毎回同じ答えだったことで、すぐに誰も誘わなくなっていた。

「あの娘は、孤独が好きなのよ」

 と、まわりの人、百人に訊けば、百人からこの言葉が返ってくると思えるほど、ある意味分かりやすい女性だったのだ。

 会社に入社してからは、兄妹はあまり接触がなかった。後から入った社員は、二人が兄妹だとしると、

「えーっ? 信じられない」

 という驚きの声を挙げるに違いないほど、二人は知らない人から見て、接点もなく、遠い存在に思えたのだった。

 すっと一緒にいる人にはその感覚はなく、逆に、

「あまり仲が良くないんじゃないか」

 と思われていたようだ。

 それは、二人の生い立ちを知らないので、表に現れた状況だけを見てそう思うからで。逆にその視線は正解に近いのではないだろうか。

 そんな妹が、誰とも接点がないが、あるとすれば所長だけと思われていた波多野千晶がなぜ、課長である阿佐ヶ谷と一緒に殺されなければいけなかったのか。もしこれが心中であれば、心情的なものは分からないものの、状況からは、

「不倫の清算」

 なのではないかと思えるのだが、そうでもないと皆が思っていた。

 秘書で助手の千晶は、普段はつんけんした様子なので、よくは分からないが、表情を少しでも豊かにすれば、きっと綺麗な女性として男性が放っておかないのではないかというのは、女性の目の共通した意見であった。

 それに引き換え、阿佐ヶ谷課長というのは、仕事上でも、

「上にはゴマをすり、下には厳しい」

 という典型的な嫌味な上司で、誰からも慕われるようなことのない男性で、上層部からもそのことは見抜かれているようで、重要な仕事を阿佐ヶ谷に回すことはなかった。

 オオワダコーポレーションのように、実力第一主義の会社が、なぜ阿佐ヶ谷のような男に課長の座を用意していたのか、一つの疑問であった。

「これじゃあ、ただの年功序列じゃないか」

 とまわりは誹謗していたが、まんざらその気持ちも分からないでもなかった。

 そんな阿佐ヶ谷と、波多野千晶はどんな関係があったというのか?

 このあたりが、この事件の謎を解くカギになるという、謎であると、辰巳は思っていた。何しろ誰に訊いても、二人の接点はどこからも出てこない。千晶が不倫をしていたという事実はおろか。ウワサすらないのだった。

 この辰巳刑事の勘はある程度当たっていた。そういう意味でも、まずは兄である波多野副所長の行方を探るのが、捜査の第一歩であったのだ。

「波多野さんは一体どこに行ったというんだ?」

 清武所長もずっと考えていて、案外と自分が副所長である波多野氏のことを知らないということに驚いていた。

 同じように、秘書であり助手でもある千晶のことを、さらに知らなかったことを感じていたのだ。

「本当にどうしてこんなにも知らなかったことに気づかなかったのだろう?」

 とまるで懺悔にも似た思いを清武は感じていたのだ。

 清武は、他の社員に比べて二人のことは知っていた。千晶は他の社員とはあまり話もしないし、ましてや自分の身の上のことを話すなどありえないことであったが。ある日、清武と話をすると、

「自分は清武が相手であれば、他の人とは違って大いに話をすることができるんだ」

 と思っていたのだ。

 それだけ普段から寂しいと思っていたということであろうが、それだけではないような気がした。

 清武と話をしていると、最初は、

「いろいろなことが吸収できて、勉強になる」

 という程度にしか思っていなかったのだが、途中から、

「それだけではなく、もっと奥深いところで話ができる気がする」

 と感じ始めたのだ。

 それが、他の人には話せないようなことを、所長であれば、何でも話せる気がしてくるという感覚だったのだ。

 もちろん、恋愛感情ではないことは分かっている。だが、そもそも恋愛感情とはどんなものなのか分かっていないので、

「分かっている」

 と言って、しまっていいものなのだろうか?

 そんな千晶の心の動揺が清武には分かっていた。

「何か言いたいことがあれば、いくらでも聞いてあげよう」

 と言っていつもねぎらっている。

「彼女は、言いたいことが山ほどあるに違いないのに、言う相手がおらず、それが彼女の悲劇なのかも知れない」

 と、清武は感じていた。

 その感情を、清武は知っていた。

 大学時代などは、あまりにも自分の発想が奇妙だったため、

「いや、奇妙だったというよりも、まわりがついてこれないだけで、奇妙でも何でもないことなのにな」

 と思いながらも、まわりに誰もいないことを悩んでいた。

 それは、一部の人間にしか分からない感情であることは分かっていたので、

「どうせ他の人に俺の悩みなど分かるはずもない」

 と感じていた。

 清武は、自分のことを天才肌だと思っていたので、

「天才とは孤独なものなんだな」

 と感じていた。

 だが、千晶が入社してきて、彼女を見た時、

「自分と同じ匂いを感じる」

 と思った。

 その感情は、好きになった人に対して感じるものではなく、あくまでも同類としての感覚で、ひょっとすると、恋愛感情を抱いた人が目の前からいなくなるよりも、彼女がいなくなる方が辛いかっも知れないと感じた。

 恋愛感情程度でしか結び付いていない相手であれば、簡単に別れることもできるが、なかなか自分にあるものを持っている人がいないと思っていることで、それを持っている人間が目の前に現れると、その人が自分の前からいなくなるという感覚は、ないのではないかと思うようになっていた。

 波多野千晶はそんな自分の心の隙間を埋めてくれる存在であり、しかも、その存在の大きさは、研究であったり、学術的な面でもサポートしてくれる相手であるのは、公私ともに一緒にいるような錯覚を覚えるくらいであった。

 そんな思いは相手の千晶にもあるようで、

「同じ匂いがする」

 という感覚は彼女も持っていた。

 しかも、二人は知らなかったが、その感情を抱いた時というのは、ほぼ同時期で、気持ちが引き合うくらいの距離だったのではないだろうか。

 兄には感じることのできない思いだったのだ。

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