第三章

File.88 学校再開

「翔太君!!おはよう!!」


「皆おはよう!!夏休みはどうだった?」


あの旅行の後は、余り外に出ることなく残りの夏休みを過ごした…テストに向けての勉強や、この学校に来る前の荷物の再整理…等々沢山の事をこなした


「そうだな~今年は外が暑くて旅行に行ってないわ!!あんな暑い中に居たらぶっ倒れちゃうよ!!」


「それ凄い分かる~うちらも部活があって度々学校に来たんだけど、もう暑くて暑くて…」


彼女の名前は、遠坂さんだったかな?バレーボール部に入ってるんだっけ?


「へぇ~バレーボール部は、練習きついの?バスケットボール部はきついって聞いたことがあるんだけどさ…」


「そうだね…人それぞれだとは思うけど、私は比較的厳しい方かな~って思ってるよ?」


「顧問の先生があの先生だからね~この学校で唯一好きとは思えない先生かな?」


この学校の先生は皆優しかったからそんな先生が居るとは思わなかった…その先生の事を聞いておいた方が良いかもな…


「因みにその先生って、どんな名前なの?」


「葉山先生って言う人なんだけど…あの先生はなにかを隠してる気がするのよね…この学校は先生も基本的に審査してるから、そんなことはないと思うんだけど…」


「そうだね…まぁもうすぐ先生も来るし、席に座っておこうぜ!!」


「私たちもそうしておこう?」


俺は学校の皆と夏休みぶりに再開した…皆は相変わらず優しかった…




「皆~夏休み以来だな!!元気にしていたかい?」


「先生はどうでしたか?夏休みで何かしましたか?」


「ふっふっふ…先生はな~夏休みの間に実家に行っててな…沢山色んな事をしてきたぞ!!」


「その色んな事って言うのを詳しく!!」


「聞いて驚け…実家の方にいったらな~なんと、この度!!お付き合いする事になったんだ!!」


「先生お付き合いって…結婚するんですか?」


「将来的にはしたいと思ってるな…相手の方も私と結婚したいと言ってくれたし!!」


「幸せそうなのは良いんですけど、出席とってやることやらないと不味いんじゃないですか?」


「それもそうだった!!私の惚気話している時間じゃないわ!!皆~休んでる子は居ないよね?もし休んでる子が居たら教えて~」


「え~っと…相沢くんが居ません!!」


「相沢君ですか~確か、熱で休むって連絡がありましたね…」


「相沢の事だから、ワンチャン旅行行ってるんじゃないですか?」


「それもそうかもね…ちょっとお母さんに聞いてみようかな?」


「それが言いと思いますよ!!あいつならやりかねませんし!!」


「う~んあの子ならやりかねないよね…」


「先生!!そろそろ一限目始まりますよ!!」


「ごめんなさい!!それじゃあ朝の会を終わります!!皆さん勉強頑張ってくださいね!!」


今日も学校頑張らないと…一限目は数学か…





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見てくれてありがとうございます!!

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ファンタジーの小説って…なんか書きやすいと思うのは気の所為でしょうか…


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物語の題材を探しに色々な所を回ってました!!こういうの夏休みだからこそ出来ますよね!!皆さんも良い夏を!!





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