第539話 事情 🪟
いや~、ここまで悪人一辺倒に描かれると、ちょっと気の毒になって来るよね~。その立場にならないとわからない事情もありそうだし、弁明は許されないにしても、ほんの少しでいいから救いの暗示を示しておいてもよかったんじゃないかな? そうすればこうまで後味がわるくならなかったと思うので、多様な読者のためにも……。
そんな小説に出会ったヨウコさん、せっかくの筆力がもったいないな~と。まあ、作者の推定年齢からしても、思い入れの主人公に偏った筆致になるのは無理もないと思いますが、大方の場合、白黒明白な勧善懲悪ではなく、悪者にも悪者なりの論理があるのが人間社会ですから、そこを掘り出せば、作品の層が厚くなるかなと……。
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※わりと温かな冬日ざしがさす縁側に外飼いの黒猫さんがいて、しきりに窓の内に向かって鳴いています。時節柄、恋猫というふうでもなさそうですが、少し切なげな感じで……。でもね、かわいそうだけど無理だと思うよ、黒猫さん。飼い主さんに似たベッピン家猫さんはもうお年寄りなので、おんもへ出られないんですって。(*^。^*)
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