第524話 ぬくもり ☕



 目覚めたら五時過ぎでした。久びさによく眠ったらしく、頭はすっきりしていますが、身体が布団から出たがりません。(^^; しぶしぶ薄目を開けてみると深夜電力用の蓄電式ヒーターにオレンジ色の灯り、こういうときは寒いに決まっています。どうしようかな~、今朝ぐらいはグズグズしようかな~、でも筋トレは必須だしね……。


 結局、えいやっと起き出して身体が覚えているルーティンどおりのスケジュールにしたがい、いつもの日曜日どおりファストフード店へ行きました(近所のカフェは大混雑なので)。と、同じように人恋しいらしい老若男女が意外に集まっていて、道のつづきのような店内に刹那のぬくもりが出来ていました。ただそれだけの話。('◇')




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※高校生の少年と白髪の祖父のひと組み。ありがちな無言の朝食と思いきや、お茶目な笑顔全開の少年がほらとスマホを差し出し、ふたりで仲よく歓声をあげています。いいな、いいな、だれかが楽しそうにしていると、こちらまでうれしくなるよね~。思えばこういう場面を記憶に留めたくて、朝カフェに行っているのかもしれません。


※いつもは観ないヨウコさんも、なぜかその報道番組を観たのですが、集団の☆◇を恐れてたいていの局やキャスターが及び腰のなか、よくあそこまで毅然とした姿勢を貫けたものとひそかに盛大な(笑)拍手を贈りました。独裁体制を控えた国でもとんでもない人事がまかり通っているようですが、心ある記者氏、いないのでしょうか。




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