第443話 ワクチン 💉

 


 一枚の葉書がけっこうな存在感で棚の隅に居座っています。インフルエンザ&新型コロナのワクチンの案内。早くも来月から始まるというので、今冬はどうするか決断せねばなりません。従来でしたら否応なく両方とも受けていたのですが、一年中どこへ行くにもマスク着用が習慣化していますし、一度も罹患したことがないので……。


 それに、申すのもなんですが、いつまで生きる気なんじゃい、自分?(笑)という気がしないでもなく……。ただ健康なまま枯木のように寿命が尽きる場合とちがい、病気になるといろいろな方の手を煩わせることは必定で、お金で頼めるプロの介護者ならともかく、ただでさえ多忙な身内に負担をかけるのは忍びないので、迷います。




          🫧🧼  🫧🧼  🫧🧼  🫧🧼




※詠み溜めた俳句の整理に没頭したせいか、何年ぶりかで胃腸の発作が起きまして、脂汗を流して七転八倒する小一時間を過ごしました。そのときをやり過ごせばうそのように快くなるのですが、嵐の沖の小船のような苦痛に翻弄されて……はっと意識を取りもどすと、かつて犬が心配そうに寄り添ってくれていたことを思い出しました。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る