第434話 広場 🧘‍♀️



 この秋にスタートした精神科医のテレビドラマ、初回放送のパニック発作の症例があまりにも自分の場合とそっくりだったので、なにやらそわそわと落ち着かない気分に駆られているヨウコさんです。ドラマでは、全窓に暗幕を張りめぐらされる職場の会議室や保育園のホール&電車の密閉空間が手強い場所として設定されていました。


 フリーランスになって間もないヨウコさんの場合は、体調がよくないのに根性で(笑)通っていたスポーツジムのスタジオが強敵でした。前のレッスンとの入れ替え休憩が終わり「それではパワーヨガ始めま~す」インストラクターが入り口のドア(といってもシースルー)を閉めたとたんに、呼吸の仕方がわからなくなるのです。


 それでも数分間は脂汗をかきながら我慢していますが、ついに堪えきれなくなり、周囲のジム友や講師に「すみません」とあやまりながら這うようにしてスタジオから脱出するというパターン。のち広場恐怖症という密閉空間特有の症例と知ったとき、狭い場所なのに広場? と疑問に思いましたが、その謎はいまも解けていません。




          🪢🥼  🪢🥼  🪢🥼  🪢🥼




※本日をもちまして同時進行させてまいりました二連載『カヨさんの社会学 👒』(2020年12月11日 スタート 1568話)『ポジティブシンキング童話 & ゆるふわエッセイ 🦜』(2021年1月26日 スタート 1347話)をひとまず終了させ、メインの当連載『星の曾孫たち 🌼🌿🐕🍈🦗🧹🕊️』に一本化させていただくことになりました。これからも引きつづきよろしくお願い申し上げます。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る