第430話 二十四分の一 🐠
エアコン&扇風機フル稼働の午前四時、起き抜けにささっと夜間に溜ったカクヨムをチェックしたヨウコさんのトレーニングルーティンが始まります。筋トレ&ヨガに体調を整えるツボ押しも加えた昨今は、意識を身体に集中させる時間がますます長くなる一方ですが、猛烈な残暑を乗りきるための必須と思えば、一刻一刻が大切で。
腹筋、背筋、首、腕、脚……全身の筋肉をまんべんなく鍛え伸ばしケアする一時間は残り二十三時間を快適に過ごすため、秋の季語でいえば「薬を掘る」(笑)作業。開け放ったカーテンの向こうが白じらと明け初めるころ、びっしょり汗をかいた肌を扇風機に向けていると、虫がすだく薄闇の庭のどこかで睦み合う猫の声がしました。
🐳
話はとんで。「季節を先取りし、現在&過去の事物を類想に注意して詩的に詠む」のが俳句。稚拙は言うに及ばず、推敲を重ねるあまり技巧に走り過ぎも✕。すべての条件をクリアしつつ、できれば小説にも匹敵する物語世界を十七文字に構築するのはなかなかの至難ですが、簡単に掌中にできない目標だから面白いのかもしれません。
もうひとつ。自分がいなくなったあと大切なひとたちが粗略に扱われたら、犬たちを引き連れて化けて出ますので。この決意はかなり以前からですが、加齢に比例してますます強固になっています。念ずれば通ず――どこにいようがきっと実行するよ。だれとも知れないものにいまから宣戦布告で(笑)牽制中のもようです。( *´艸`)
🦑🐙 🦑🐙 🦑🐙 🦑🐙
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます