第396話 インフラ 💡
オリンピックと高校野球だらけの番組にうんざりしながらラジオをつけると、おもな大都市で生活困窮者のための法律相談が行われたというニュースでした。ええっ!! と胸を突かれたのは「命に関わる電気や水道が止められる前に相談に来て欲しい」という弁護士の助言を淡々と伝える(仕事ではありますが)だけの放送局のスタンス。
だって、コロナ禍で強硬された四年前の東京五輪のとき、だれも頼みもしないのにやたら感情移入してお祭り騒ぎを繰り広げたすがた、いまなお忘れていませんから。なのに、連日の三十六~四十度の酷暑下で生命維持が止められる国民がいる事態には知らんふり?……基本的人権に基づき、インフラは国の責任で確保すべきでしょう。
放送局への八つ当たりはともかく、生き延びるのに困るひとや、諸物価の値上がりで子ども食堂への寄附が急減している過酷な事態を出現させた為政者たちはいたって裕福に涼しく暮らしているの、おかしくないですか。"(-""-)" まさかと思いますが悪名高いパフォーマンス首相に倣い自己責任なんて言い出したりしないでしょうね。
🚿🪟 🚿🪟 🚿🪟 🚿🪟
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます