第392話 おとしまえ 👟
毎朝の選択肢が四つある充足感をどう表現したらいいでしょう。起床時間や曜日によってどの店を選ぶか考えながら筋トレ&ヨガ。日常の一環になっているので、とくにいいともいやだとも思わずに、ひたすら淡々と自主プログラムをこなします。体調によってはダウンドッグで背中を広げる時間の長短はありますが、まあその程度で。
どのカフェにも明るい笑顔のスタッフさんたちが待っていてくれて、若い彼女たちと交わす二言三言の弾んだ会話が単調なフリーランス生活の活力源のひとつになっています。なので、人手不足でロボットになったりしたらひどくがっかりです。珈琲・モーニング・接客の三点がセットになっていること、経営者には忘れないで欲しい。
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きりっとした身なりで軽快に働く彼女たちを見ていると、ひとって健気だよねえ、物心ついたらこの世にいたという不条理中の不条理を黙って受け入れ、与えられた命を精いっぱい輝かせようと一所懸命になって、なんともいじらしいよね~。無責任な創造の主は申し訳ないと思わないのかな、ちらとでも……そんな感懐がふつふつと。
同時に昨今のヨウコさんを疼かせているのは何十年も以前の記憶。ちょうど彼女たちぐらいの年齢のころ、深く深く傷つけられました、それも二度にわたって。痛くも痒くもない先方はそんな事実をとっくに忘れ、のほほんと暮らしているようですが、傷つけられた方の痛みは薄らぐどころか年年歳歳いや増すばかり。ああ、口惜しい。
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どう見ても傷害の罪を問われるべき深刻な事態が現代においても曖昧なまま放置されている。その重大な事実を見て見ぬふりをしているのは多くの男性&少しの女性。そのことも歯ぎしりせんばかりに残念でなりません。せめて、むかしの加害者には、互いにこちらの世界にいるうちに、きっちりとオトシマエをつけることを望みます。
関連して……店長さんが男性から女性に替わったとたんに露骨に横柄になった☆◇委員会の支部長氏がいます。公共活動を笠に着て(なら男性店長のときはどうだったわけ?)駐車場を無断で十数人の集会に使い、終了後も店に寄るどころか礼も言わずに立ち去るって、還暦過ぎの大人としてどうなの? 客はみんな見ていますから。
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