　カクヨムさんのカクのスタンスは「楽しむ」ことに決めているヨウコさん。とはいえ、未消化の負の記憶がひょっこり顔を出したがるエッセイではなかなかそうもいきませんので、その分を連作俳句でカバーしようと、作句がうっかりネガティブな方に傾きがちなときは、意識してポジティブシンキングにもどすように心がけています。

　たとえば昨日の「メロン買ふ言葉少なきわれなれば」の句も、自分としてはキャッチの代表句に掲げたい気もしないではなかったのですが、如何にもな「意味」あり感もうしろめたく、目立たない位置にもどしました。ことほどさように発展途上の拙句をお見せして恐縮ですが、より高みを目指して精進中ですのでご寛恕くださいませ。

　ところで「仲良きことは美しき哉」は人道・理想主義や個性尊重など唱えて大正期の文壇・教育界をリードした白樺派・武者小路実篤さんの言葉ですが、仲良きを楽しきに置き換えてもいいのかなと思ったりしています。どうせ辛い今生なんだからせめてエンタメではと。あ、でも、ヨムではポジ・ヨガ問いませんのでオールOKです。

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