第267話 海老&アボカドの海苔巻き 🥑
少し気温が上がって来たせいか今日は妙に酢飯が食べたいなと思ったヨウコさん。いつもの廉価スーパーの総菜売り場の寿司はそれなりの味(笑)なので、やや高めのスーパーの絶品「海老&アボカドの海苔巻き」を自分用に奢っちゃおうかな~。
と思ったのはいいのですが、なにこれ?! 行ってみると、広い駐車場がほぼ満杯です。そうか、今日は日曜日だったんだね。フリーランスになってから七曜の意識が希薄になっていることを思い知らされつつ、なんとか空きスペースを確保しました。
🛒
で、目当ての売り場へ直行したのですが、なにこれ?! 両親と中高生男子兄弟、全員ガタイ&態度が大きい家族四人が横一列に陣取っていて、ビクとも動きません。パンパンにふくれあがったダウンの隙間をと思っても、いやあガードが堅牢堅牢。
やむを得ず乾物売り場に行ってからお惣菜売り場にもどってみると、やっと各員が好みのパックをゲットしたらしく、一団は黒いかたまりのまま民族大移動中でした。副島淳さんの気配りとは真逆の傍若無人ぶりにヨウコさんの胸はふつふつと……。
(ちょっとおたくら、いい歳してほかのお客への配慮も出来ないの?! 四人が四人とも無駄に生きて来て勿体ない。あんたらみたいに圧の強い家族は職場でも地域でもその他のところでも、わがもの顔で異分子排除の急先鋒に立つんだろうね。ウザ!!)
🫎🐸 🫎🐸 🫎🐸 🫎🐸
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます