応援コメント

第234話 明太子おにぎり&褒めごろし 🌱」への応援コメント

  • 向田邦子と聞いて思わず反応しました!大ファンです。残念ながらドラマは見ていませんが、エッセイと短篇集は全部持っていて宝物です(笑)
    自分が好きなのは洞察力と文章の鋭さですが、現代の感覚にそぐわない、というのはあるかもしれませんね。どうしても昭和ひと桁の教育、考え方がベースになっているのは避けられないですし。でもそれも踏まえて、この方の人間味を感じます。逆に今なら(妙な圧力で)言えないようなことが書いてあるのも痛快だったりします。文章自体は古いとは思わないですが……。
    エッセイにしろ短編にしろ、突然話が飛んだように見えて、最後に全部回収され繋がってしまうのがすごいと思います。でも仰るように素朴さ、というのではなく、やはり都会的ですね。遅筆だったということですが、一篇の随筆を仕上げるのにどれぐらいかかったのか知りたいです。
    男尊女卑がもっと強かった時代でしょうが、男性諸氏も素直に尊敬し、一目置かれるところがあったのでは、と思います。
    なんて、すみません、長々と失礼しましたm(__)m

    作者からの返信

    柊圭介さん、お、反応していただけましたか。(*^▽^*)
    わたしも一番好きな作家で、その点に変わりはないのですが、じつは今回、近代女性の軌跡シリーズに取り上げさせていただこうかなと思って、あらためて作品や関係者の著書を拝読して、ちょっと優等生すぎるかなという感じがしたのです。
    まあ、前回が平林たい子さんという毒薬(笑)だったということも多分に影響していると思いますが、教科書に載るだけあって寸分の隙もない文章だよね、少し崩れてくれるともっと親しみやすいんだけどみたいな……。
    あと、告白しますと、恋愛事情ですね。( *´艸`)
    あれだけの方ですから相応のラブロマンスがあって然るべきと存じますが、相当に用心深かったのか身内をはじめ関係者のだれも本当に愛した人のことを知らなかったみたいで、まさに立つ鳥跡を濁さずを地で行ったような……。
    あれやこれやで少しアンチ的な文章になりましたが、そのうちにまた気が変わるかも知れません。m(__)m

    編集済