第170話 文学という芸術ジャンルの極上スイーツ 🍰



 ああ、わたしはこういう作品を待望していたんだよね~。クリスマスを前に、最初の一行から、じんわり甘く切なく総身の全細胞がゆるむ小説に出会ったヨウコさん。拙い執筆をつづけて来てよかった。文章の魔術師の作者さん&媒介のカクヨムさん、本当にありがとうございます。おかげさまで灰色の霜の朝が薔薇色に変わりました。


 海外にお住まいのこの作家さんが紡がれる世界はいつだって超一流で、内容はポジティブシンキングどころか真逆でさえあるのにハイで愉快で、文学を愛でる心を与えられた僥倖に打ち震えるばかり。『ジュールの森』『おとうと』ほかの逸品を収める書棚というだけでネット小説界の雄たるカクヨムさんのクォリティがうかがえます。



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 その珠玉の作者・柊圭介さんの最新作『伴奏者』が公開されています。パリ郊外に住むモロッコ移民の少年ピアニスト……設定からして早くもドキドキしませんか?! ヨウコさんの胸の奥に灯りをともす書棚にまた一冊燦然と輝く背表紙が増えました。

https://kakuyomu.jp/works/16817330667762040992





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