第136話 退き際について 🌊
旧友のエッセイに、退き際こそ人間性をあらわすという趣旨の一文がありました。
自分は早期退職と同時にすべての世事から身を退いたが、これでよかったのだと。
社会は循環してこそ活性化する、高齢者が若い世代の成長を阻む事態は見苦しい。
行政とか各種団体の役職への誘いを断っているヨウコさんにも共通の気持ちです。
🕺
義理で講演会を聴きに行ったとき、案内のスタッフがほぼ八十代で当惑しました。
文化団体創設時からのメンバーが居座っているので若い世代の椅子がないようで。
喜寿に近い知人はローカル紙の役員でしたが、いまもなお記者活動をしています。
ときどき署名記事を見せてくれますが、若者の仕事を奪うの、超格好わるいです。
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