第127話 このメンバーだから 🪩
ううん、なんかいつもモヤモヤするんですよね~、この選句&鑑賞の段階がね~。
リアル句会のとき、隣の人に「なんせ、このメンバーだからね」と囁かれました。
以来、無心な選句&鑑賞がなんとなく出来にくくなりまして、自分の選句は自分の器の範囲でしか出来ないし、ほかの人も同じくだよね……たとえば理系に弱い自分は宇宙や科学の句の理解が浅いし、逆に自分が好きな文学や歴史、社会情勢関連に関心がないメンバーにはスルーされるだろうし、となると選句の基準ってなんだろうね。
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俳句を含む文芸が相対評価なのですから、そんな惑いはいまさらではありますが、世界にどんな出来事が起きようが十年一日のごとく似たような句をリピートしている先輩連(冒頭でご登場いただいた男性 もそのおひとり^_^)を拝見していると、それもひとつの俳人のありようとは承知しながらも、本当にこれでいいのだろうかと釈然としないものがあり、おのずからリスペクト心もうすらいで来たり……。(´-ω-`)
それから、俳句だけなさっている方と小説など他のジャンルも並行でなさっている方では鑑賞の深度が異なるように思います。また、句誌の巻頭に並ぶ緻密に練りこまれた名作群、とうてい真似のできない荘厳さであり、押しも押されもせぬ立派さではありますが、ツッコミ無用の句ばかりだと、ちょっと息苦しいかなとも。(´艸`*)
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