第73話 どうしたらいいの 😢



 あるテレビドラマを観ていて、こういうこと、今日もまた多くの職場で起きている現実なんだろうね、両者とも辛いよね~、なんともやるせない気持ちになりました。


 産休や育休をとっている女性社員の仕事の穴埋めをだれが行うのか……人手不足が常態化している昨今はなおさらのこと残りのスタッフに大きな負担がかかって来る。


 国の音頭取りで「社会全体で子育てをしよう」と唱えるのは正論でしょうけれど、いない人の分を際限なく埋めて当たり前とされる子育て組でない人たち、辛いよね。




      👔




 ヨウコさんもふたりの子どもを育てながら仕事をしていたので、働く母親の日常がいかに大変かよく承知しているつもりですが、そのツケを負わされる人たちもまた。


 周囲にそれで悩んでいる若い世代がいて、独身だったり、結婚していても子どもがいなかったりすると、定時に帰る子育て同僚をいつもいつも送り出す立場にあって。


 おまけに休日出勤も当然のように割り当てられると、しだいにフラストレーションが溜まって来るのも無理ありませんよね、万年サポート要員みたいな扱いでは。(;_:)




      👖




 では、見て見ぬフリをしている企業に全面的な非があるのかというと、はい、そのとおりとはいかない現実があるんですよね~、少なくとも中小零細企業においては。


 売上が伸びず、社員を募集してもなかなか人が集まらない経営環境を乗りきるのに精いっぱいの事業主は三百六十五日二十四時間の心を仕事につかってもなお足りず。


 いったいどうしたらいいの?! 四方八方から責め立てられつづけて来たきびしい状況、高邁な理想を掲げる法制化で即なんとかなるとは思えないのですよね~。💧




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