　新旧かなづかいを選べる俳句ですが、旧を選択する俳人が大方ですし、新人のうちはことに、拙いうえにも拙い句に新かなでは、軽すぎて目も当てられません。( ;∀;)

　で、ヨウコさんも旧かなさんのお世話になっているわけですが、これがなかなかに難しく、ゐ、ゑ、は、ひ、ふ、へなど、単語ごとにカクニンしないと危ない危ない。

　それで頼ったのが広辞苑アプリでしたが、スマホの機種を変えたらなんとブブー、一万円もする高価なものが遣えないと知ったときは、まさに驚天動地でした。（笑）

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　まだ元を取っていないものを買い換えるのもシャクで、しばらくはグーグル恃みでしたが、やっぱり面倒……そこで購入したのが、紙の『新旧かなづかい辞典』です。

　当初は「なんだかアナログに逆もどりしたみたいな感じ」と否定的な感覚を抱いていましたが、引き慣れてみると、これはこれでなんとも言えない味わいがあります。

　あいてうしうかん／きうくわんてう／ぐんじやう／こんちゆうさいしふ／さんくわんわう／しゆんかしうとう／なにくはぬ／まんえふしふ／ろくぐわつ／など面白い。

　使用頻度にしたがってソフトカバーの反り具合もいい感じになって来て、いまでは掌の窪みにしっくり馴染む感覚がなんとも心地よく、文字どおりの座右の書に。🥰

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