第5話 いじめは惨め

《それ自分の人間なんですよね》

なんて言えばいいか分からなかった。

友達と言っていいのか恋人って言いたかったなぁとか色々思った女A《陰キャが調子乗んなよww》女B《主人公ぶんなよ》など色々言われただが俺のメンタルなめんなよずっと一人でいる男はメンタルも強い《ああ〜1人では動くこともできない人よりはマシかと ああれですよヒョウ、ヒョウってあの動物です。ヒョウって1人で行動出来ないらしいですよ》女B《は?まじうざいんだけど》女C《てかずっと1人のやつに言われてもwww》こいつらは心底馬鹿だ《1匹狼って知らないのか?》と言った女共は黙る。

これぞ1匹狼だな、遂にひろが話す

《なんでここにいるの?てかなんで助けるの?お願い帰って》俺がすぐさま言った《図書室帰りだよ。唯一の俺の知り合いがピンチなんだよ帰らないぞ》《友達って言ってよ。》ひろが言った俺はスルーだそこで空気を壊すように女が言ってきた女A《てかこれお前がやった事にしてやるよ。》女B《賛成〜ww》みんなが便乗した。これだから陽キャ女は…と思いつつまあ良いと思ったがこいつらも人だし俺は目立ちたくがないからすぐさま動画を見せた

さっきのいじめの動画だ《俺の普段チェンメールしか来ないスマホが役立ったな》女共は震えていた。女C《え?うちらやばいよ。》俺は言った《言う気もない何もしないだが次やったらその時は分かるよね?あと謝れ》これだけ言って帰ったひろの声を聞かずに。。


次の日いつも通りひろはいた。様子は変わっていたが、気まずそうに俺に問いかけた《夜…ありがとう、普段人前に出たり目立つの嫌いなのにわざわざ》俺は溜息を吐き答えた

《友達だからな》初めてひろが笑う《夜らしいよwww》黙れと言い学校に行く

途中で聞いた話だがその後しっかり謝られたらしい。素直なのかバカなのかは分からない

学校に着いたらいつも通りの日常が広がった

だがひとつ変わったことは陽キャ女は優しくなっていた。俺みたいな陰キャにもだ。

学校に着いた瞬間後ろの席の女Bに挨拶をされた事だ。名前は全員知らん。

ひろは楽しそうだ。いつも通り。本当にいつも通りかは今度を見ないと分からないのは一言だ。そしてもうひとつ変わったことは男友達が一人で来たかもしれない事だ。

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