第7話 記憶喪失

               

 彩名署では、捜査本部が作られて、秋田省吾という人物の身元確認が行われた。

 免許証の住所は東京になっていて、住所管轄の警察署に照会が行われ、秋田省吾という人物のあらましが次第に明らかになっていた。

 秋田が、借金をこさえて、二人の女の保証人に借金を押し付けて失踪したのは、前述の通りだが、東京の警察は調べたところでは、今までに述べた情報以上のことは分からなかった。

 当然殺人事件ということで、秋田の交友関係も洗われることになり、みゆきやあやめも調べられることになった。

 ただ、あやめの方は、すでに借金を完済していたので、今はお店も病めて、実家に帰っているということだった。まずは、みゆきのところに警察がやってきたのだが、みゆきと対面した刑事は、その様子に少し拍子抜けしたようだった。

「そうですか。あの人殺されたんですか?」

 と、別に何の感慨もない様子だった。

 ただ、それは無理もないことだろう。騙されて借金の保証人になったばかりに、ソープで働かされることになり、借金は完済できたようだが、まだお店で働いていた。

 刑事が感じたのは、

――彼女は、借金完済はできたけど、いまさら普通の生活に戻りたくても、戻れないんだ――

 ということではないかと思った。

 実際はその反対で、この仕事が好きなので、今も働いているのだが、それを知らない刑事はみゆきを見て、

「気の毒な女性」

 という目で見ていた。

 みゆきは男性のそんな目は今までに何度も見てきているので慣れていたが、その都度相手の男を、

――女性をその程度にしか見ることができないんだわ、この人――

 と、蔑んでいるようだった。

 相手が刑事でも同じである。いや、刑事だからこそ余計に相手を情けなく思えるのだった。

 したがって、この刑事には形式的な質問しかできないのは最初から分かっていた。苛立ちも十分に感じながらの事情聴取であったが、さすがに百戦錬磨に近いほどの女になってきた証拠なのか、みゆきはそんな苛立ちをおくびにも出さない。それくらいのしたたかな女になっていた。

「じゃあ、秋田省吾という男とは、借金のために失踪してから会っていないというわけですね?」

「ええ、そうです」

「じゃあ、彼が岡山県の彩名市というところにいたということに関してはどうですか? 彼の生い立ちの中で、彩名氏はおろか、岡山県が絡んでいるということはないみたいなんですが」

 と訊かれて、

「私にも分かりません」

「では、彼が殺される何か理由をご存じないですか?」

 と訊かれて、さすがにみゆきはムカッときたが、すぐに冷静さを取り戻した。

――何てことを聞くのかしら? 私のことをちゃんと調べてきているとは思えないくらいだけど――

 と感じた。

 このまだ二十代前半で、自分よりも明らかに若い、甘ちゃんに見える刑事は、まだ刑事のいろははおろか、聞き込みすら満足にできない男なのかと思うと、みゆきはため息が出そうになるのを感じていた。

――きっと私たちのような風俗で働く女性を、十把一絡げのようにしか見ていないんだわ――

 と思えてならなかった。

 しょせん、相手が誰であっても、風俗で働いている女性に対しては、圧倒的な上から目線しかもっていない。そんな警察官が多いのは、やはりやるせない気分にさせられた。

――それに比べて――

 と思い起こすのは、サトシのことだった。

 最初は半年に一度しか顔を出さなかったけど、途中から三か月に一度になり、最近では二か月に一度の割合で来てくれるようになったのに、ここ半年くらいは見ていないような気がする。普段は一人のお客さんに思い入れを持つことはないのだが、サトシだけは別だった。

――あの人が来てくれるのを、私は心待ちにしているんだわ――

 と思うようになったが、みゆきは、その時だけ、自分がみゆきから、恭子に戻っているのを感じていた。

――まさか、もう一度幸せになれるかも知れないとでも思っているのかしら?

 と考えていたが、みゆきはそこまで夢見る少女ではない。

 メルヘンチックな考えなど、すでにどこかに置いてきてしまっていたのだ。

「ところで、あの人は、どうやって殺されたんですか?」

 ときくと、

「彩名市の建設中の建物の中で、正面からナイフで刺されて即死だったようです」

 と刑事はいった。

「即死だったんだ。死ぬ時だけは潔かったんですね」

 というみゆきの痛烈な皮肉に対して、刑事はゾッとしたものを感じた。

 いくら、借金を背負わされたと言っても、一度は恋人だったわけだし、少しくらいの情というものはないものかと刑事は感じたが、秋田という男がそこまでひどい男であり、彼女を完膚なきまでに裏切ったのだということを、裏付けているようだった。

「私は彩名市なんて見たことも聴いたこともなかったけど、岡山県にそんなところがあるんですね」

「ええ、十年くらい前に市町村合併でできた市らしいです」

 と刑事がいうと、

「私は、広島県nいたことがあるので、あのあたりは少しは知っているつもりでしたが、広島県よりというよりも兵庫県よりになるんですね」

「ええ、そういうことのようですね」

 なぜ、あの男が岡山にいたのか、最初は分からなかったが、冷静になってみると、別の話を思い出していた。

 それは、サトシが話していたことなのだが、以前、近くの大衆店に、

「みゆきによく似た女の子がいる」

 と言っていたが、サトシの話では、その女の子が岡山に帰ったということを聞かされていた。

 詳しい地名を聞いたような気がしたが、ひょっとすると、それが彩名市だったのかも知れない。

 さっき、見たり聞いたりしたことがないと刑事には言ったが、何となく記憶に残っている名前であった。

「何か女の子のような名前の市ね」

 と、サトシに対して聴いたような気がしたからだ。

――なんだか、その人に会ってみたい気がするな――

 とみゆきは思った。

 サトシからは、彼女の本名だけは聴いていた。すでに店を辞めて、しかも田舎に帰っているので、問題ないと思ったのだろう。それだけみゆきの口の堅さに対して絶大の信用を寄せているということであろう。

 刑事からの形式的な質問を受けている時、

――どうせロクな質問なんかしてこないんだ――

 とタカをくくっていたので、思いは、サトシとあやめのことに終始していた。

 いつの間に蚊事情聴取は終わっていたが、その頃には、自分が岡山駅に降り立っている姿が想像できるくらいに、想像は具体化していた。

――ずっとお店では皆勤を続けてきたので、少しくらいのまとまったお休みを貰っても、バチは当たらないわ――

 とみゆきは考えたのだ。

 その時、刑事が来てから聞いたことは、本当に形式的なことで、きっと最初から下調べをしていたことのウラを取る意味での事情聴取だったのではないかと思った。

 みゆきは、秋田という男を知っていて、その男に騙されてこの店に入ることになったが、今では借金も完済して、恨んでいることもない。何と言っても、彼が失踪してしまったのだから、連絡の取りようなどないのである。

 そもそも、連絡先が分かっていれば、借金についての話もできたであろうし、自分の運命も変わっていたかも知れないと思う。

 みゆきは、

――もし、騙されたと分かった後、あの男と会っていたとすれば、どうしていただろうか?

 と考えた。

 恨みに任せて、罵倒したり、じたばたするタイプでは決してないので、余計にどうしたであろうか、想像もつかない。もし、それを分かっての確信犯だとすると、無性に悔しいが、すでに済んでしまったこと。あの男に対して、いまさらどうのという気持ちはない。

 だから、刑事から、

「岡山県で秋田という男性が、死体で発見されました」

 と聞かされた時、まるで他人事のような気がして、

「ああ、そう」

 という返事しかできなかった。

 刑事もみゆきの立場はちゃんと調査済みだったようで、

――そんな目に遭っていれば、男が生きていようが死んでいようが、もう、どうでもいいことだと思っているかも知れない――

 と思い、その反応に対しても別におかしな素振りだとは思わなかった。

 もちろん、生きていれば、借金分を返せと言えるかも知れないが、どうせ言ってみたところでお金があるわけもなく、それなら、この男を弱みを握ったことだし、何かで利用してやろうと思うほど、みゆきは悪女ではなかった。

 刑事の話を訊いていると、刺殺だったらしい。即死だということだったので、死んだということを気の毒にも感じなかった。せめて、苦しまなかっただけでもよかったと思えばいいんだという程度にしか、考えていなかった。

「ちなみに、犯人に心当たりはありますか?」

 という刑事のまるで判で押したようなマニュアルでもあるのかと思うようなナンセンスな質問に失笑しながら、

「あるわけないじゃないですか。あまりにも多すぎるくらいですよ。それは具体的に誰を知っているというわけではなく、漠然とたくさんの人が被害に遭っているということを意味しているだけです。私以外にも同じような経験をしている人、結構いるんじゃないですか?」

 と、まるで上から目線で、刑事に言った。

「なるほど、確かにそれはあるようですね。こちらの調べでも、数人は彼の保証人になっていたようですからね」

「でも、そんなに借金してどうするつもりなのかしら? 借金をして人を保証人にしても、見つかったら終わりですからね、逃げるにしても、かなりの精神的な強さがないとできないし。それを思うと、のっぴきならない何かの事情があるのかも知れませんね」

「その事情とは?」

「よくは分からないけど、例えばヤクザ絡みで、女関係や麻薬や、密輸などのヤバい仕事をしているのかも知れませんよ」

 と、みゆきは、女の子らしからぬ言い方をした。

 みゆきは、仕事でも相手によって自分をいろいろ合わせることができるのが武器であったが、警察を相手でも引けを取らないようだ。そんなみゆきの性格を知らない刑事は、どうやら彼女に翻弄されているようだった。

「あの人がヤクザと絡んでいたという話は今のところ出てきてはいませんね。ただ、街のチンピラ風であったことは複数の証言で明らかになっているので、しょせんはそこまでの人だったんでしょうね」

「じゃあ、あの人も誰かに騙されて、操られていたのかも知れないわね。チンピラがそんなにたくさんの借金をいくつもするなんておかしいもの」

 とみゆきは言った。

「秋田という男性が女の敵であったのは間違いはありません。でも、それ以外の交友関係というと、今のところ浮かび上がってきているわけではないんですよ。やはりしょせんは、チンピラどまりだったんでしょうかね?」

 と刑事はそう言ったが、みゆきは、半分はその意見に賛成であった。

「本当なら思い出すだけでムカムカする相手なんだけど、死んだということなら、もう、どうでもいいって感じですね」

 その言葉が、その日の事情聴取の最後の言葉となったのだ。

 彩名書では、捜査本部にて、少しずつ事件の内容が分かってきた。

「死亡推定時刻は、発見時から十時間ほど前ということですので、発見された前日の十一時から十二時の間くらいということになるでしょうか? 死因は胸に突き刺さっていたナイフです。やはり抵抗した痕もないことから、即死だったのではないかというのが、鑑識の見解です。それとナイフからは指紋が検出されませんでした。指紋があったのは、被害者のものだけです。犯人が使用する前に一度綺麗に拭き取って、さらに犯行時には手袋でもしていたんでしょうね」

 という報告があった。

 さらに、

「あのあたりには民家もほとんどなく、しかも、時間的には深夜ということですので、目撃者もありませんでした。あそこはご存じの通り、埃が床に積もっているので、足跡が付きます被害者と犯人と思しき人の足跡は見つかったんですが、それ以外はありません。そのことから、犯行現場はあの場所で間違いないと思います。もし他で殺害して運んできたのだとすると、被害者の足跡があるのは不自然ですし、一人で運んでくるのって無理じゃないですか? 負ぶってきたのだとすれば、余計におかしい。被害者の足跡が残っているはずはないでしょうからね」

 という報告だった。

「なるほど、私もその報告には納得がいく気がする」

 と、捜査主任となる、松前警部はそう言った。

 松前警部は、最近、岡山県警本部から配属された人で、県警本部でずっとやってきたので、地方の署は初めてだった。最初の方はかなり戸惑っていたが、さすが県警本部第一線で叩き上げられてきただけに、順応性もそれなりにちゃんとしている。

 彼の部下でもある佐久間刑事は、この松前警部を尊敬していた。

 最初こそ、

「左遷でもされてきたんじゃないか?」

 と思ったほどだったが、実際に一緒に捜査に当たってみると、警部の目の付け所、さらに犯人を追い詰めるその手法など、今までの自分のやり方とは明らかな開きがあり、新鮮でもあったし、画期的にも感じた。それから、佐久間は松前警部を尊敬するようになっていったのだった。

「ところで、被害者の名を語って、工事現場に入り込んでいた男のことは分かったのかい?」

 と聞かれた佐久間は、

「いいえ、今のところはハッキリと分かっていません。彼がなぜ秋田省吾と名乗っていたのか、彼は記憶喪失だったというが、本当に秋田省吾だと自分で思っていたのか、そして、どうしていきなり失踪してしまったのか、、謎だらけの男です」

「うーん、何とも言えないな。だが、その男がこの事件で何らかの役割を演じていることは間違いないだろう。その記憶喪失がフェイクなのかどうかも含めて、まずはその男の行方を捜してみることも先決ではないだろうか」

「それについて何ですけど」

 と一人の刑事が手を挙げた。

「東京の警視庁に秋田省吾という男を照会してもらったんですが、この男、つまり殺害された男ですが、かなりの悪党のようですね。いくつものサラ金から金を借りて、女の子を保証人に仕立てて、自分は失踪していたようです。だから、死体で発見された男は行方不明者だったんですよ」

 というと、

「おや? 彼に対しての捜索願はどこからも出ていなかったようだけど?」

「ええ、誰も出していないようです。借金を負わされた女の人はそのまま風俗で仕事をさせられることになり、やつを探すどころではありませんからね。サラ金会社もそもそもやつを探す義理もない。そうなると、捜索願を誰も出すことはありませんからね」

 と言った。

「何てひどいやつなんだ。男の風上にもおけないな」

 と、警部は言ったが。一同皆同じ思いだったに違いない。

 被害者は殺されて気の毒だったのだろうが、その場にいた誰も、かわいそうだとは思わない。

「因果応報」

 と感じるか、あるいは、

「自業自得」

 としか思っていないだろう。

 行方不明であって、警察の中では行方不明者として登録されていない被害者が、いかにして誰によって殺されたのか、彼の身元はやはり警視庁によってもたらされる資料によるものでないとよく分からない。

 被害者と言っても、実際には加害者と言ってもいいこの男は、借金問題以外にもいくつか抱えているようだった。

 警視庁の中に残っている資料としては、東京都調布市在住の、三十二歳、自称「小説家」ということになっているのだという。恭子と一緒に暮らしている間、小説家を実際に目指していたので、まんざらウソではないようだが、では、実際にこの男のどのあたりからウソがあったのだろう。

 年齢も住まいも間違っていない。ということは、そのウラを取るのもそれほど難しいことではなく、被害者の素性は案外簡単に割れたのだ。

 そもそも、被害者の身体から身元を示すものを奪っていないということは、最初から身元が割れることは気にしていなかったということになる。ただ、すぐに犯行がバレるとのは嫌だったのか、殺害をあの場所に選んでいる。しかし、そのくせその日の朝には見回りに来ているではないか、犯人はこの場所は知っていても、その日の朝、見回りにくるなんて思ってもみなかったのかも知れない。

 ただ、被害者は調布のマンションで一人暮らしをしていたようなのだが、もちろん、それは失踪前のことであるが、今では失踪したことで、管理人に荷物も整理され、新たな住人が入っていたので、彼の生活感を感じることはできなかった。

 だが、管理人に彼のことを訊ねたところ、

「ああ、秋田さんって、画家さんじゃなかったんですか? あの人が行方不明になって久しくなってから、部屋の処分をした時、絵の道具が出てきましたからね。でも皆新品に近かったような気がしましたよ」

「ところで、勝手にお部屋の処分なんかしてもいいんですか?」

「賃貸契約をした時に結んだ契約書には明記してましたよ。家賃滞納をしかるべき理由がない場合や、あるいは、部屋を借りたまま、予告なく居住せずに一年近く放置した場合は、貸主の方で、部屋を処分するという旨を列記していました。そうじゃないと、たまに部屋を借りたまま放置する人がいるらしくてね、これは最初に賃貸契約をした時に、お互いに納得済みでした。だから、一年以上秋田さんが帰ってこなかったので、こちらとしては、部屋を処分させていただきました」

 と、家主の人はそう言って、少し憤慨しているようだった。

「秋田さんって、どんな人だったんですか?」

 と言われた家主は、

「ほとんど会ったことはなかったんですが、本当に何をしているのか分からない人で、いる時は、一日中家に何日も引きこもっているんですよ。私からみれば、何の仕事をしているんだろうって思ってましたよ。たまに夜出かけることはありましたけどね」

「誰か、客の出入りはありましたか?」

「いいえ、それはないようでしたね。私は見たことはありませんでしたよ。ただ、数日間くらい、帰ってこない時期はありましたが、それくらいですかね」

 秋田が、みゆきと一緒に暮らしていたのは、今から一年半前から半年間、そして、それから失踪したということなので、この時期と今の家主の話は一致していた。

 つまり、一年半前から半年は恭子との同棲時代があり、そこから失踪したことで、家主は半年前にこの部屋を処分したということだった。

 秋田という男は。この一年間、どこで何をやっていたのか、そして、辿り着いたのが、岡山県の彩名市、そこで死体となって発見されたわけだが、その失踪期間中に、彼はどんな男になっていたというのか。そのカギを握っているのが、あやめであった。

 あやめは、すでに風俗を辞めていて、田舎に帰っているということである。そのあやめが岡山の出身であるということはただの偶然であろうか、今のところ警視庁の捜査ではあやめのことまでは突き止めているのだが、すでに店を辞めてしまっていて。店の人間には、彼女は自分のことをほとんど誰にも話してはいなかった。

 そういう意味ではあやめのことを一番よく知っている人間は、サトシだということになる。

 サトシはあやめに自分のことをいろいろ話してくれた。しかも、あやめと同じ立場であるみゆきという女性を知っている唯一の人物である。

 もっとも、秋田も知っていてしかるべきなのだが、皮肉にも失踪中である。あやめは田舎には帰ってきてはいたが。今でもサトシとは連絡を取り合っている。

 実は田舎に帰っては来たあやめであったが。彼女に対しての風当たりはいいものでは決してなかった。

「都会で挫折して帰ってきた」

 という目で見られてしまい、特に、

「田舎を捨てて、都会に出たくせに」

 と言われがちの都会からの出戻りは、彼女のみならず、実に肩身の狭いものであった。

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