オムニ・ジェネシス内の人々について
オムニ・ジェネシスのキャラたちは、なかなか濃いやつらが多いのですが、年齢の割には若い感じだな、と思っている人たちもいるかと思います。
『ティアナとフーコ』にあったあの会話は、実は僕の叔母をモデルにしています。当時、叔母は六十歳は超えていましたが、ひょっこりと友達と旅行に来ていて、キャッキャと楽しそうにしていました。
そんな叔母とお友達に、「人生で1番楽しかった時期はいつですか。」と尋ねたら、2人が口を揃えて「今!」と答えていました。いくつになっても、楽しければキャッキャするんだな、と思い、そういうイメージで書きました。
実際、中年の親父たちも、仲間と集まれば飲み屋でハイサルのごとくゲハハハと笑いながら楽しそうに暴れていたりするもんです。あまりに迷惑な人はとっとと捕まって欲しいですが 笑
以前、20代から60代まで幅広い層が集まる外国人たちを日本式カラオケ店に連れて行きパーティーしたところ、よほど楽しかったのかみんなが騒ぎすぎてお店の人に迷惑をかけてしまい、僕が謝り、もう二度とするかと思いました。
しかし、あれだけのエネルギーがあれば、なんでもできる(イノキ!?)と感心したのも覚えています。
もちろん、仮想現実世界がこれだけ蔓延していると、多くの人々が表に出なくて仮想世界に浸っているということは予測されます。
しかし、陰気臭い世の中に風穴をあけるような、元気いっぱいのキャラクターたちを書きたい。『Armyボーイズ』にあったような、熱い連中を書きたい。という思いもあり、濃いキャラクターばかりです。これから出てくるキャラたちも個性的な人々ばかりになります。
そもそも、オムニ・ジェネシスの人たちは、たいてい25歳〜35歳の肉体です。病気も大体治りますし、よほどの奇病にかかっていない限り、大体みんな健康な身体です。生きがいさえあれば、生き生きしていておかしくない、という考えです。
しかし、あの船は一歩間違えれば全員が消滅します・・・みんなが心の奥底に不安を抱えながら生きています・・・
コズモ船長は、その重責を抱えながら、船をリードしていきます・・・
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