解説「オムニ・ジェネシス」(設定など)

海藻ネオ

オムニ・ジェネシスの時間軸について


この物語の時間軸について解説します・・・


1:[ミッション:ブギーマン]のあったザビッツ帝国VSロイドア連邦の戦争


コズモとステラが出てきます。ここでは、まだ不老と若返りの技術は完成されていません。この当時は、ステラは10代後半、コズモは20代後半という設定です。



2:ロイドア連邦の勝利後、ステラは廃れて、コズモはガチモードに。


『アベンジ』(けっこう気に入っているエピソードですねw)であった通り、コズモは頑張っていて、ステラは不貞腐れています。勝利から二年経ってからコズモはマジモードになって、本編でも触れましたが、後のロイドア連邦の大統領になります。


ちなみに、後にザビッツ帝国は滅びて共和国となりましたが、ステラは副大統領にまでなっています。


この頃には、果たしてステラがコズモを許していたのかどうかは、ネタバレになるのでまた後で。



3:不老技術が発展し、人が死ななくなる時代に・・・


という設定になっています。しかし、この時代の人々は意外と不老不死を拒みます。今、オムニ・ジェネシスにいるほとんどの船の民は、その時代の後で生まれた人たちです。



4:人類は宇宙に逃げて、地球は丸コゲ


技術革新による喜びと不幸も束の間、すぐに太陽の過渡期による災害が予見されます。科学技術を駆使し、円筒型の超巨大な都市が何個も入りそうな宇宙船を作ります。


若い人や子どもが優先的に送り出されました。なので、オムニ・ジェネシスの民のほとんどは、まだ若い時に宇宙に旅立った人たちです。そういうこともあり、コズモやステラのような、長く生きているリーダーの存在が不可欠だったとも言えます。


順々に宇宙船を作り、人類は次々と宇宙へ逃げる予定でしたが、十隻めの後に、地球はソーラーフレアをもろに喰らってやられてしまいます。元々八十億人いた人口は1.5%程度しか生き残れませんでした。



5:太陽系で彷徨う


宇宙に逃げてから長い間、オムニ・ジェネシスや他の船は宇宙を彷徨いますが、100年ほど経つ頃には4隻しか生き残っていません。決死の覚悟で別の太陽系に行くことに決めます。この間、人口の変化はそれほどなく、オムニ・ジェネシスでは50万人ていどしか入れ替わらなかったようです。



6:三万年のコールドスリープ


またしても試練が訪れます。人類の歴史は試練の連続・・・コールドスリープという選択肢を取ったのは、その惑星に到達するまでのエネルギーの節約と、生きながらエネルギーが枯渇して何も食べられなくなったら悲惨極まりないからです。


船は徐々に加速し、光の速さに近づいていきますが、エネルギーを収集できる可能性を見出したら、AIが徐々にブレーキをかけて勝手にエネルギーをとってくれます。おかげでなんとか生き残ることができたということです。


ついでに、3万年もすれば物質も全て老朽化するので、自己修復機能も備えていました。コールドスリープ装置も定期メンテナンスしてもらっていた、という設定です。



7:コールドスリープから目覚めて、ハルモニアへ


コールドスリープから目覚めて、1年でハルモニアの近くに到達します。この頃には、船内でも「日常」が戻っていたという設定です。



8:ハルモニア付近で攻撃を受けて逃げる、そしてライフ発見へ・・・


ハルモニアをもっとよく見るために近づいたのに、攻撃を受けて逃げます。そして、ハルモニアから逃げて少し遠くから見ていたら、『ライフ』を発見します。攻撃を受けてから三ヶ月ほどの出来事です。


ここから、ライフ争奪へとストーリーは向かうのですが、その前に、これからのストーリーに関わっていく重要人物たちも軒並みに紹介しています〜。


という、第17話までの流れでした〜。


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