海で溺れる

夏の怪談でよく語られる、泳いでいたら足を引っばられて溺れるという話。

私の場合この逆のパターンを2度ほど体験した。

私はプールならともかく、海で足がつかなくなると溺れかけるほどの泳げなさ。

しかしそれで溺れると、必ず何かが背中から押してくれて足の着く辺りまで押し戻してくれるのだ。

初めてそれにあった時は、なんかそんな気がしただけなのかもしれないななんて思っていたが、2度目も同じように背中や腰を押して岸寄りに押し戻されたときには、ああ、守ってくれてる人のおかげなんだなと自覚した。


先祖なのかなんなのかわからないが、感謝しかない。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る