あたしが太ったわけではないよ!!

王都への旅3日目朝ごはんはカレーですませ、いざ出発。


「今日はここから6時間くらい行ったところに『イセスの町』があるからそこまで頑張ろう」


「ねえブロード」


「なんだ姉御?」


「次モンスターが出たらあたしたちがやりたいんだけど」


「ああわかった、任せるわ」


よかった了解してもらえて。

たまには運動しないと太るし・・・・ギンガも戦えなくてストレスがたまるだろうしね。

決して!決して!!あたしが太ったわけではないよ!!

あと真面目な話オーガクラス・・・・オーガはBランクの魔物だそうだ・・にあたしが通用するかを試したい。

今までのゴブリンだけだったしギンガは例外だとおもうしね。


「さてさて」


あれから3時間ぐらいしてからお客様が15匹いらっしやいました。

内訳はゴブリン7匹とオーガ8匹だ。


「ギンガ悪いけどオーガは譲ってくれる?」


「ガウ!」


うんうん賢いよねきちんとうなずいているし。

頼もしい相棒だよ。


「じゃあ行こうか」


言葉と共に走り出しす。

あたしはオーガにギンガはゴブリンにと、戦いを挑む。


「おらぁ!」


まず試しに木刀による1撃を仕掛けてみる。

当たったがゴブリンみたいに吹っ飛ばない。

やっぱりランクのたかい魔物になるとそれなりのダメージしか与えられないようだ。

なら・・・・戦い方を変える。

まずオーガの右膝に1撃・・・・・オーガの攻撃をよけ更に左膝にも1撃!

両膝をついて立てなくなって頭がちょうどいい位置にあるのでフルスイング!!


「グボゥ」


オーガの首が真後ろを向いてそのまま倒れ動かなくなる。

うん・・・首がこっちを向いててやった本人がかなり引いている。

まあこれでオーガ戦の戦い方は確立させたし、Bランクの魔物相手でも十分に戦えるとわかったのでちょっと安心した。


「さて!残りも頑張りますか」


闘い始めて10分くらいで戦闘は終了した。


「ギンガおつかれさん」


ギンガをなでなでモフモフして待機している皆のところに向かう。

皆のところに着いたらカレンが一言訪ねて来た。


「・・・・・その木の棒・・・いったいなんなの?」


「え?ただの木刀だけど?」


「ボクトウ?でもそれ木でできてるんでしょ?なんでオーガ殴って折れないのよ!」


「・・・・ああ・・・これには不破壊が付与されてるみたいなのよね」


「また珍しい物をもっているわね」


ゴブリンとオーガの死体の処理をして出発した。

それから2回ゴブリンが出たけどギンガの遊び相手になってもらった。

運動はとても大事だよね。

夕方にはイセスの町についた。



「エレメンタルウルフだ!!!!」


お約束のような騒動と共に。

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