驚かしてすいませんでした!!
「で?あたしが【渡り人】だからどうかするつもり?」
警戒しながらきいてみる。
「別になにもしないわよ?そもそも今回の集まりはそのエレメンタルウルフに危険性があるかどうかを確認するためのものですもの」
ああ!!そうだった!それで話がそれてばれたんだった・・・・
あっちにいるときもあたし隠し事苦手だったんだよね・・・
「ならこの子に害意がないのはわかったでしょ?もう解散でいいの?」
ギンガをなでなでしながらもう行きたいんですけど!をアピールする。
「お待ちなさいな?レンあなた身分証がないのでしょう?さっき言ったようになければ街にもはいれないわ、ギルドカードを作りなさい」
エリアルが何か書類みたいなものに書き込みそれをアレックスに見せてからあたしにわたしてきた。
「これを受付嬢に渡しなさいそれで作ってもらえるわ」
「ありがたいけど何でそんなことまでしてくれる?」
「しばらくはこの街にいるんでしょ?ならあとで向こうの世界の話をして欲しいのよ」
しばらくお偉方4人と見つめ合ってまあいっかと考えて
「ありがとう」
とお礼を言って部屋を出ようとして・・・・あることを思い彼らに向かい合い
「あと一つ・・・この子をあたしから奪おうとかこの子を討伐だとかになった場合・・・・どうなるかわからんからな・・・・人も街も」
お偉方4人に思いっきりメンチを切って部屋をでた。
部屋をでて窓から外を見たらもう夜だった。
やべぇニアたちの親が心配しているっぺよ!!
「2人共付き合わせてわるかったね、今から家に送るよ」
「登録はしなくていいんですか?」
「別に今日じゃ無ければ登録できないってわけじゃないからいいよ?ニアたちの両親が心配しているだろうしね」
手をつないでギルドを出歩くこと10分くらいで中規模のお店についた。
「ここが私達の家【レンベルショップ】です!!」
窓から店内をのぞいたらいろんな道具がきれいに並べてあった。
「お父さんとお母さんは錬金術師なのです!」
エステルが胸を張って嬉しそうに言ったので頭を撫でて
「お父さんとお母さんが大好きなんだね」
「「はい」」
うんうん仲良き事はいいことだ。
2人に手を引かれ店に入って行ったら両親らしき男女が2人とも両手に何かの道具をもって
「かかか家族は俺が守るぞ!!」
「2人だけでも守ってみせるわ!!」
えーと・・・ギンガをちらっと見て・・・・・
「驚かしてすいませんでした!!」
と頭を思いっきり下げた。
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