企画『古典的な王道ファンタジー小説が読みたい!』にご参加頂きありがとうございます。
自動人形(オートマタ)ネタは好きなので、読ませて頂きます。
重厚な世界観を思わせる冒頭の書き方は好きです。
言葉の説明や事象の経緯がもう少し詳しく書かれていたら、より物語に感情移入できると思いました。
(このあとの話に出てくるのだとは思うのですが……)
例えば、世界が泥雨に沈んでしまったのに、突然、探索隊が出てくるので、人間はどうやって生き延びたのかな?とか。
聖遺物という言葉は、そもそもキリストの聖人が残した遺物の意味ですが、きっとここでは別の意味ですよね。
私のような素人には、どういうモノを聖遺物と呼んだのか、説明があると話に入っていきやすいです。
それから真珠が突然、人形化しているので、そもそも何故、人形にしようとなったのかの経緯……そこは後続の作中で語られてるのかな?
序章からうるさくてすみません。。
一意見ですので、無視して貰って構いません。
そういう感想は不要、ということでしたら削除します。
作者からの返信
ご拝読ありがとうございます。ご意見、とても有難いです。
実は一時期、冒頭に世界設定ページををおいていたのですが、現在は序章の最後に回しています。SFなどではありだと思うのですが、説明ではじまるのは没入感を損なうと考えたためです。
大雨からの下りは、神が存在した世界なので洪水神話的なものとお考え下さい。舞台は一度滅びた世界だという前提をお伝えするためのパートです。
どうやって生き延びたかまで書き出すと長くなるので割愛しています。
探索隊の話は大洪水から500年以上経っています。
時間経過が分かりやすいよう、区切り線をいれようと思います。
洪水(千年前)→探索隊(400年前)→1話より物語の舞台になる時間軸(現在)です。
「聖遺物」は現実世界では仰る通りの意味ですが、ここでは「神が遺した特別な力が宿るもの」として使用しています。(発見者たちがそうだと考えたという意味です)
具体的な形状が物語の謎と繋がっているので、曖昧ですみません。≪真珠≫は、分かりやすくいえば賢者の石的な存在です。錬金術で使う伝説のアイテムといっていいのか。
長くなり申し訳ありません。
コメントありがとうございました。
タイトルからして惹きつけられるものがありました。
金属樹と、真珠、自動人形の成り立ちが、静かな語り口で、すっと頭に入ってきました。重厚で美しいです。言葉選びが素敵ですね!
序盤の『雨。』が効いています。特にこの辺りが、すごく好きです(^^)
作者からの返信
終末速度も氷晶核も学術論文で知り、メモしていました。
雨のあたりは、あれこれと試した挙句、最終的に一字に落ち着いたので褒めていただき嬉しいです。
感想企画で、序盤は「物語の輪郭」を語る場所という言葉を頂いてから、やっとどうやって物語を始めたらいいのかが少しわかった気がします。
お店のショーウィンドウと店内の陳列のような関係かと腑に落ちた瞬間、冒頭に書くことが出てきた感じです。いや、本当に今更なのですが。
文体が総じて格好良い、美しい。
話の内容も、私の非常に好きな世界観と展開。
まだ 序 なのに……作品フォローして、ゆっくり読ませていただきます。
作者からの返信
はじめまして。
ご拝読&コメントありがとうございます。
初心者が趣味全開で書いておりますが、お言葉とても嬉しいです。長い話になりますが、お付き合いいただければ幸いです。