✣✣––––––––––世界設定–––––––––––✣✣
ご覧いただき、ありがとうございます。
これは一度滅びた世界の中、異能を持つ一人の青年が自らの孤独と戦い、最愛を得るまでの話です。
こちらの世界設定は読まなくとも大丈夫ですが、物語を理解する一助になれば幸いです。
◉ のついているところだけの、ちょい読みがおすすめです。
おまけ。作者による表紙絵。
https://kakuyomu.jp/users/okinokiri/news/16818023211706099784
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地球に似た星に存在する異世界。
一度、壊滅的な被害を受けている。
【第一章の舞台】
《深淵の森》。
大陸中央部を横断するように存在する広大な森。メルノード王国ランペール領はこの森と接している。
《
深淵の森の中、メルノード王国の西の端に聳え立つ金属光沢をもつ巨樹。
ほとんど解明されず、謎に満ちた存在。
【過去の出来事】
約千年前、《厄災》と呼ばれる大災害が起き、特に二つの大陸が甚大な被害を受けた。それまで、星海の女神が創世神として存在し、様々な恩寵や奇跡をもたらしていたが、《厄災》により姿を消す。
以後に生まれた人間は、魔力さえあれば発動した「魔法」を使えなくなり、難解で高度な訓練を必要とする「魔術」を習得するしかなくなった。
※ 竜や妖精はその限りではない。
もとより希少であった治癒と浄化の魔法は、女神の消失と同時にすべて失われた。女神より祝福として世界に贈られた魔素は、浄化の術を失い、汚染されやすい状態が続いている。
また、《厄災》以後、時空を
《
◉ 《厄災》以前と以後で、世界の在り方が一変した。
◉ 魔術を使うには高度な訓練が必要。治癒魔法はない。
【生命の在り方】
生命は、物質の他に、
人と竜、妖精は
物質多:人や動物――魔獣――<魔法生物>――竜――妖精:物質少
妖精は体内にもつ物質量が極めて少なく、魔素の比重が多い《魔法生物》。彼らは汚染された魔素の影響を受けやすい。その為、《厄災》以後は位相のずれた空間に棲んでいる。このことが魔素の
魔素は不可視のエネルギー粒子のようなもの。他の物質と結びつき、さまざまな影響をもたらす。魔術の威力を上昇させる、土地を肥やすなどの効果もあるが、澱むと汚染が始まり、やがて物質にも影響を及ぼす。
◉ 汚染された魔素に大きく侵食され、本来の在り方を崩されたものが魔獣と称される。
◉ 魔法生物には、自分の意思で姿を変えられるものもいる。
◉ 魔素の汚染によって様々な問題がおきている。
【文化・生活】
異界より転生してきたものたちがもたらした
反面、安定したエネルギーの貯蔵、変換技術は確立できていない。あらゆるものに浸透する魔素が、非常に不安定で汚染されやすく、物質を変化させてしまうからである。
結果として、魔素を溜め込んだ魔石や魔晶を動力とした魔導具しか実現していない。魔石は魔力により充填可能。(充電池的なもの)
◉ 異世界からの「転生」は珍しくない。
◉ 文明度は近世と近代の間ぐらい。
◉ そこそこ便利で清潔だが、物流通信は弱い。(魔獣と魔素がネック)
【戦闘】
騎士は魔術による身体強化を使えるのが基本。鎧をつけていても素早く動ける。しかし、攻撃力の平均値が上がるにつれ、受け流しと回避を重視する傾向が強まっている。
人類最大最強の敵は
巣穴と呼ばれる穴から現れる悪魔。発生頻度小。大気中の魔素を集積して受肉する。魔素が薄い場所では自然に霧散することもある。討伐には、国から騎士団を派遣してもらう必要がある。
魔獣や悪魔に対抗できる強力な騎士と魔術師を育成し、常に抱える必要があるため、中央集権的な国家体制の国が多い。また高額だが、悪魔に対応できる傭兵団も存在する。
地方は領主の騎士団と警備隊によって守護されている。
高難度の敵は、国から派遣された専門部隊が対処することもある。
銃器の開発には成功しているが、火薬の不安定さ(魔素の影響)、使用者に合わせて細かな調整が必須のため、広く普及はしていない。
◉ 正規訓練を受けた騎士は他より圧倒的に強い。
◉ 魔術師は数が少なく、希少な存在。
◉魔獣から、魔石や高額取引される素材を得られることもある。
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