第17話 折上とお仕事のはなし———壱
お久しぶりです! 帰ってきた折上莢です。
今回はエッセイを書いていなかった時期のおはなしを、主にお仕事中心にお話ししていきます。
端的に言いますとね、折上、新卒で入った会社を二月で退職しました。
理由は事業縮小です。会社都合退職というやつですね。折上が所属する店の社員はほとんど退職でした。
さて、そんなわけで仕事がないなった折上。このままひとり、仕事がない状態で暮らしていくのは、経済的に困難でした。
というわけで、親と話し合いの末、実家に帰ることに。
そうなると引っ越さないといけないですからね。引っ越し屋さんを頼み、不動産屋さんには申し訳なく思いながら解約のお手続きを。ガス水道電気も全部解約して、地元に戻ってきました。
絶対に、実家には戻って来ないと思っていました。こんなことがなければ、きっと折上はずっと東京やその付近で暮らしていたことでしょう。長い休みの取れない仕事でしたから、実家に帰ったのは片手で数えられるほど。長くて一泊、短くて一日。それでいいと思ってました。
でもね、案外地元で暮らすってのもいいもんなんですよ。家族が近くにいる、友達も近くにいる。すぐに会いに行ける距離じゃなくなっちゃった子もいますけど、すぐに会いに行ける距離になった子もいます。
大学で東京に出て、四年。
新卒で働いて十一ヶ月。
長いようで短くて、……、いやかなり短いな? 短いわ。一年経ってないです。こんなことってあるんですね。
でも、前を向かないとどうにもならないんだなと思いました。どれだけネガティブになっても、泣いても、仕事はないんです。決定は覆らないんです。
だから、ポジティブに考えるようにしました。きっとこれは、神さまから転換を与えられているんだと。だから、折上は仕事のない期間を目一杯に使って、創作をできる限り行いました。
そんなわけで、次のおはなしは折上が仕事を失ってから自称し始めたNovelistのおはなしです! 新しいお仕事のおはなしも今後投稿しますので、お楽しみに!
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