短編賞でやっておくといいかもしれない小ネタ集

 本編更新最終日は、単独で語るにはちょっと細かかった小ネタのコレクションです。

 短編賞応募にあたって以下のようなことをやっておくと、ちょっと役に立つかもしれません。


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【読んでほしい話を代表作に設定する】

 読み活をするのであれば最重要、そうでなくとも大事なポイントだと思います。

 作者ページに飛んで来てくださった方が、まず目にするのは最新作&代表作欄ですから。

 代表作はアカウント設定ページで手動設定できるので、そのとき最も読んでほしい話を設定しておくのがおすすめです。

 私は、初期は1週間ごとくらいに色々な応募作をローテーションさせて様子を見つつ、1月に入ったら本命1作に固定する形にしていました。



【カクヨムコン参加作コレクションを作ってプロフィールの一番上に固定する】

 これはカクヨムコン8で実際に効果があったと思います。代表作に設定していない短編賞応募作に★やハートが入ることが時々あって、ここから来られた可能性がありそうだな……と推測していました。

 読み手としても「この人のカクヨムコン応募作を読みたいけど、どこにあるのだろう」とプロフィールページで迷うことはそこそこありましたので、ガイドの意味で有効かと思います。



【期間中の近況ノートの末尾に応募作URLリストを添える】

 これはどの程度効果があったのか不明ですが、導線は多ければ多いほどいい、ということで!



【レビューコメントをいただいたら近況ノートにお礼記事を書く】

 書いてくださった方も嬉しいと思いますし、レビュー対象作の宣伝にもなるかもしれません。

 さらに前項と合わせると、近況ノートの記事数が増えて、若干導線が増えるかもしれません。

 期間外でも交流を広げる意味で効果的だと思いますが……私自身が最近できていないので、お礼をちゃんと書かねばと反省しきりです。



【自主企画への参加方針をあらかじめ考えておく】

 昨日の公式お知らせ( https://kakuyomu.jp/info/entry/webcon9_notes )でも触れられていましたが、同じ自主企画へ参加している作者間での評価は読者選考ポイントに反映されない……という仕様があります。

 カクヨムコン期間中に自主企画へ参加する際は、この点に本当に注意する必要があります。


 私はカクヨムコン8の初期に「気に入って★3+レビューコメントをお送りした作品の作者さんが、たまたま同じ自主企画に参加していて全然応援にならなかった」という事故に遭遇してしまい、以降、期間中は一切自主企画に参加しませんでした。が、自主企画に参加しないことによるデメリットは特になかった気がします。

 一方で、長編部門ですが「自作より★が少ない作品が読者選考を通ってたのにこちらは落ちた! 基準がわけわからない!」と叫んでいた人の作品ページに、長大な自主企画参加リストが並んでいた……というケースも目にしています。


 とはいえ、自主企画へ参加する楽しさもあるとは思いますので。

 期間中に自主企画へ参加するかしないか、方針は事前に十分検討しておいた方がいいと思います。

 深く考えずに参加して回った結果、予想外の中間落ち……というのが、いちばんの悲劇だと思いますから。

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 ひとまず「カクヨムコン短編賞の攻略法を2022年度受賞者がドヤ顔で真剣考察する」本編は以上です。

 明日、締めのご挨拶を投稿して本稿は完結となります。

 いましばらく、お付き合いいただけましたら幸いです。

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