短編賞をいただいたなら授賞式と関連行事には絶対出た方がいい

 ……というタイトルの授賞式感想文です。

 どこまで書いていいのか感も正直あるんですが、言っちゃまずそうな話はしないように綴ってみたいと思います。



 公式のお知らせ( https://kakuyomu.jp/info/entry/webcon9_awardceremony )も出ましたように、先日都内某所にて第8回カクヨムWeb小説コンテストの授賞式がありまして。

 私も短編賞受賞者としてお招きいただきました。


 コロナ禍の影響もあって4年ぶりの開催だったそうです。

 賞状をいただく機会なんて中学生ぐらい以来のはずなんで、本当に緊張しましたが、その後の行事も含めて非常に貴重な経験でした。



 数時間の間に、本当に多くのものをいただきました。

 物理的・精神的両面で、ここまで「自分のつくったものに対する評価」を目に見える形で頂ける機会って、人生でそうそうないんじゃないでしょうか。


 物理的には、賞状などの記念品ももちろんですが、会場内でつけて歩いていた胸章もとても印象深かったです。

 いわゆるリボン記章でして、垂れてるリボン部分に名前が入ってるんですよね。「○○賞 ○○様」って。

 つけていると、なんだかとてもすごい人気分になれます(笑)


 そして、さらに大きかったのが精神的ないただきものでした。

 授賞式自体は粛々進行でしたが、その後の行事にて、短編部門・長編部門の他の受賞者さんや、カクヨムのスタッフさん方たちと会話する機会がありました。

 そこで、何人もの方々が伝えてくださいました。受賞作を「読んでます」と。

 ……自作への感想を対面で伝えていただく機会って、オンラインの小説投稿サイトで活動しているとなかなかないと思います。

 自作に対する生の言葉を何人もの方々からいただけた、そのことだけでも本当に貴重な機会だったと思います。



 ほんと、物理的・精神的両面でとんでもないパワーをいただきました。

 誤解を恐れずに言えば、今回いただいたパワーって「同人誌即売会でもらえるパワー」とある種同質であるようにも思います。

 自作の成果を、自作に対する言葉を、生でいただける機会。

 対面ならではのパワーを、今回は超高濃縮の形でいただけたように思います。


 実は当初、後の行事の方については、(商業出版の予定がない)自分が浮かないか心配で出席を迷っていたのですが、出て本当に良かったと思います。

 過去の自分に声をかけられるのであれば、そこで迷うな! 出ろ! と背中ぶっ叩きたい気分です。



 と、そんな次第で。

 もしこれを読んでいる貴方が来年の短編賞を獲得されたなら、授賞式と関連行事には絶対に出た方がいい!!

 とお伝えしておきます。

 一生に何度もない貴重な機会ですから、ぜひともご予定に都合をつけて参加していただきたいと思います。

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