第29話 ゴブリンの巣
しばらくはアーリアの街に滞在する。
「ガチャでもしませんか?」
「頭でも打ったか?ダイジロウ」
「打ってねぇよ」
「ならガチャでもしようかな」
「まずはダイジロウだな」
「えー、俺二番目がいい」
わがままを言うダイジロウ。
「まぁいいや、俺から行くよ」
銅色六個、銀色二個、金色二個、虹色一個で虹は車のタイヤだった。少しインチがでかいな。
「じゃぁ、俺だな!」
銅色六個、銀色三個、金色二個、
「何でだよ!」
「そう言う運命なんだよ?」
「いやぁー!」
「俺がやるよ」
銅色四個、銀色四個、金色二個、虹色一個、虹は部屋拡張だった。
「家に帰って使うかな」
「ジャムパンが少ない」
「このパンも美味いぞ?」
「えーほんと?」
「本当だって」
「じゃぁ、これでいいや」
サティは揚げパンを選んで食べると喜んでいる。
今回はダイジロウの虹がなかったからとりあえず何かやることはないみたいなだな!
明日からまたギルドで討伐依頼でも見てみるか!
五人でギルドに行くと討伐依頼を見てみる。ゴブリンの巣やオークの集落などさっさと潰した方がいいのにここのギルドでは手に負えないのか?
「とりあえずゴブリンの巣だな」
「オークの集落は?」
「明日にしようか」
「うい」
受付に持って行くとすごく喜ばれて場所を聞くと東の山らしい。
ついでにオークの集落も東の山だということだ。
「はぁ、二つとも受けとくか」
「だね」
車に乗り込んで東の山に向かうと道沿いにゴブリンがいるではないか。
とりあえずスルーして行こうとすると追いかけてくるのでダイジロウが出て行くと片手でチョチョイとのして行く。
「あんなの楽勝だぜ」
「まぁ、ゴブリンだしな」
「でも巣の規模がデカいんじゃないか?」
「溢れてるってことか」
まぁ、ゴブリン如きに負けるとは思わないけど一応注意して行こう。
「車で登れるとこまでいくぞ」
「おう、無理すんなよ」
車で登れるとこまで来た俺たちは降りて歩いて向かうことにした。
「そんな進んでねえな」
「しょうがねえだろ?装甲とか付けたから」
「まぁ、ここまででも十分だろ」
ゴブリンを倒しながら行くと巣と思わしき場所に出た。
「この据えた臭いはどうにかならんのかね」
「しょうがねぇだろ?ゴブリンなんだし」
「クチャい」
サティも臭いらしいがそんなこと言ってられないほどのゴブリンの集団だ。
「いくぞ!ファイヤーストーム」
「んじゃウインドストーム」
ファイヤーストームに風を送ったから燃え上がって大変なことになっている。
「どわっち!やりすぎだろ!」
「すげえな」
「あぁ、やり過ぎた」
一気に燃え上がった炎はゴブリン達を巻き込んでやがて消えると大火災があったかの如く黒焦げの大地に変わっていた。
「ウォーターレイン」
「ウォーターレイン」
とりあえず水を含ませてパチパチ言ってる大地を消火する。
ゴブリンの巣は退治したかな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます