第16話 盗賊

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

ダイジロウ 22歳 

レベル65 職業 冒険者

力 A

防 A

速 B

知 B

魔 C

スキル 柔道 剣術 槍術 盾術 身体強化 生活魔法 水魔法 風魔法 火魔法 土魔法 鑑定 回復魔法 空間魔法

ユニーク スキル習得アップ アイテムボックス 経験値十六倍

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・


ケンタ 22歳

レベル72 職業 冒険者

力 A

防 B

速 A

知 A

魔 A

スキル 工作 鑑定 剣術 拳術 水魔法 土魔法 風魔法 火魔法 生活魔法 影魔法 錬金術 瞬歩 回復魔法 空間魔法 


ユニーク アイテムボックス 経験値十六倍 スキル習得アップ ドロップアップ 

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・


ジョー 22歳

レベル135 職業 冒険者

力 SS

防 S

速 S

知 S

魔 S

スキル 剣術 収納 火魔法 風魔法 土魔法 水魔法 生活魔法 鑑定 古代魔法 瞬歩 空間魔法 転移魔法 時魔法 回復魔法

聖魔法

ユニーク 経験値十六倍 アイテムボックス スキル習得アップ ドロップアップ二倍 地球帰還 アレク帰還 ダンジョン生成 蘇生 車体強化 車内拡張

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・


サティ 6歳

レベル52 職業 無職

力 B

防 C

速 C

知 C

魔 C

スキル 火魔法 風魔法 土魔法 水魔法 生活魔法 鑑定 回復魔法 重力魔法 


ユニーク 経験値八倍 アイテムボックス ドロップアップ

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

 こっちのガチャは出尽くした感じがするな。最後に一回だけやってみるか。

 金貨を入れて回してみると、虹色の玉が出て来て中は車グレードアップだった。


 みんな車から出てカプセルを割ると、車が光り輝き見た目は変わらない。

 だが中に入ると最高級にグレードアップされていた!!

17

「おぉ、どこが変わったんだ?」

「ばっか!一番高いグレードだぞ!俺が欲しかったのが詰まってる!」

 いろんなところを見て俺は歓喜の声をあげた。

「すげぇよろこんでるな」

「まぁ、こいつの車だしな」

「よかったね」

「おう!サティだけ乗ってもいいぞ!おまえらは走れ!」

「凄いよね!これ!これとか!」

「もう最高!」

「……本当は嫌だけど乗ってよし」

 俺はしょうがないから乗せてやった。

「ふぅ、あぶねぇ!」

「こいつへそ曲げると長いんだよ」

 コソコソと言ってるが聞こえてるんだよ!

 

 ギルドに戻りトロールの居場所を聞くと次の街に行かなければならないらしい。

「はぁ、日本に一回帰るか?」

「それもいいかもな」

「んじゃ帰るか」

『地球帰還』


 日本の家の駐車場に着いた。

 転移した場所に着くみたいだな。

「よし、家だ!」

「ちょっと休もう」

「「賛成」」

 家の中に入り各々自分の部屋に入り着替えて戻ってくる。リビングに集まり今後の話をする。

 日本に戻ってもやる事がない。

「このまま異世界で暮らして行くか、日本に戻るか考えてくれ」

「俺は異世界だな。日本の暮らしも悪くないけどさ」

「俺はギターが持っていければ異世界でいいぞ?」

「私はどっちでもいい」

「実は俺は異世界でいいと思ってる。日本にいてもやる事がないんだ」

「「あぁ、わかる」」

「じゃあ、本格的にあっちで暮らすか?」

「それでいいんじゃね?」

「家でも買えばよくね?」

 そうだな、家でも買って暮らすか!

「んじゃアレク帰還」


「やっぱこっちじゃないとな」

「だな、感覚が違うな」

 魔力があるせいなのかな。

「んじゃ違う街に行こうか?」

「え?なんで?」

「トロールいないじゃん」

「えー、ここでいいじゃん」

「せっかくだし周ろうぜ?」

「しゃーねーな」


「じゃ!レッツゴー」


 次の街までは馬車だと二週間程度らしいが、車で飛ばせば二日でつく。

「ぬおおぉぉぉぉおー」

「飛ばし過ぎじゃねーか?」

「これくらい高速では飛ばしてたろ?」

「道が違うんだよ」

「じゃあゆっくり行くか」

 アクセルを戻しながらゆっくり走る。

「これくらいが快適だ」

「ちょっと怖かった」

「ごめんごめん、サティは怖かったか」

 サティにこわがられてしまった。


「あ、馬車が襲われてるぞ?」

「まーってました!」

「姫様まっててねー!」


 ダイジロウとケンタが出ていってしまった。盗賊だけど大丈夫かな?

「やい!盗賊みたいだけど逃げるなら今のうちだぞ!」

「そうだぞ!俺たちが来たからには、うお!」

「人が話してるでしょーが!」

 柔道で投げ飛ばして行くダイジロウ。

「な、なんだこいつ!」

「ウゴオオオォォ」

「モンスターよりやべぇぞ!」

「にげろ」


 結局逃げれなかった盗賊達は全員のされている。

「大丈夫ですかー?」

「な、なんとか」

 中からは老紳士がでてきてダイジロウ達はがっかりしている。

 まぁテンプレだからねぇ。

「私は旅の商人でして扱っているものを取られるところでしたよ」

「取られる?はあ?」

「あぁ、こう言うのは初めてでしてどうでしょうか?一人連れていきませんか?」

「はあ?」

 荷馬車にはまた奴隷が入っていた。

「おい!奴隷ってのが気にくわねぇんだけど」

「いえ、私は違法奴隷などは扱っていません。戦争奴隷、犯罪奴隷、借金奴隷のみです」

「嘘じゃないんだな?」

 荷馬車の女達も頷く。

 

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