【掲示板回】 その2

【夜桜リオの配信について語るスレ『天然執事』part185】


80 名無しの冒険者さん

お前ら執事の初配信見たか?


81 名無しの冒険者さん

>>80

当たり前

もちろん全裸待機ですわ


82 名無しの冒険者さん

すまん、最初に加工だのフェイク動画だの言ってた奴おりゅ?ww


83 名無しの冒険者さん

>>82

おりゃんやろww


84 名無しの冒険者さん

>>82

そう思っていた時期が私にもありました……

ごめんなさい……今ではすっかりリオ君のファンです!


85 名無しの冒険者さん

>>84

謝れてえらい!


86 名無しの冒険者さん

いろんな有志が検証した結果、本物だったからな


87 名無しの冒険者さん

こいつのせいで”目覚めて”しまったんだけど、どうしてくれんの?


88 名無しの冒険者さん

>>87

同士よ

共にリオきゅんを愛でようではないか


89 名無しの冒険者さん

このスレ、女性率高そう


90 名無しの冒険者さん

>>89

そうわよ


91 名無しの冒険者さん

>>89

なによ!!!!!!


92 名無しの冒険者さん

>>91

なんなのよ!!!!!!


92 名無しの冒険者さん

てゆーかうちらみんなJKだしぃ!

今日なんかタピオカ飲みながら、マリトッツォ片手に、逆立ちしながらイソスタしてたしぃ☆(ゝω・)vキャピ


93 氷の国のアリス

リオはやらんからな


94 名無しの冒険者さん

>>93

アリスさんチィーースww


95 名無しの冒険者さん

>>93

うえーいwwアリスちゃん見てるー?ww


96 名無しの冒険者さん

>>93

本物だったら草生える

そんな訳ないけど


97 名無しの冒険者さん

あぁ〜リオくんとリコちゃんの間に挟まりてぇ〜 


98 名無しの冒険者さん

>>97

お前は何も分かっていない……

アリ×リオこそ至高


99 名無しの冒険さん

>>98

リコ×リオなんだよなぁ 


100 名無しの冒険者さん

そういや執事のチャンネル登録者数見たかよ?


101 名無しの冒険さん

>>100

見た見た! 1000万人超えてたよなww


102 名無しの冒険者さん

登録者数1000万人に到達する早さの世界記録を塗り替えたらしいな


103 名無しの冒険者さん

>>102

凄すぎでしょww


103 名無しの冒険者さん

一瞬だったもんなww

未だに登録者数ぐんぐん伸びてるし


104 名無しの冒険者さん

これだと2000万人もすぐだぞ


105 名無しの冒険者さん

この調子なら“億越え”も夢じゃない……か?


106 名無しの冒険者さん

確かアリスお嬢様が1.28億人だっけ?


107 名無しの冒険者さん

>>106

そうそう

世界に7人しかいない“億越え”の内の1人


108 名無しの冒険者さん

AIが発達して同時翻訳が可能になったからね

国境を超えてチャンネル登録者を稼げるようになったのはデカいよ


109 氷の国のアリス

フフッ 

どうだ見直したか!


110 名無しの冒険者さん

>>109

ぺたんこは牛乳飲んで早く寝なさい


111 名無しの冒険さん

我らが執事が“億越え”の中に入る日も近いな





 ボクが自室でくつろいでいるとドタドタと廊下を走る音が聞こえてきた。


「ん?」


 そしてガチャリとドアを開けて、飛び込んできたのはアリスお嬢様だった。


「うわあああああああああん! リオおおおおおおお!」

「お嬢様、一体どうしたんですか!?」

「ネットでぺたんこってバカにされたあああああああああ!」

「えええええええええ!?」





「リオはぺたんこじゃ、やっぱりダメなのか……?」


 お嬢様はうっすらと涙ぐんでいる。こ、これはアリスを徹底的に慰めなくてはならない! こういう時の受け答えで執事の力量が問われるのだ。よし──


「そんなことはないですよ、お嬢様。女性の魅力は胸だけではありません。大事なのは中身です」

「じゃあ、リオはぺたんこでも大丈夫……なのか?」

「問題ありません。むしろそそります」

「そそるのか!?」

「えぇ、多いに」

「でも私、小柄だし……」

「だからいいんじゃないですか」

「!?」

「お嬢様はもっとご自身の身体の魅力に気づくべきです」

「そうか……フフッ、そうか、そうか!」


 アリスはどうやら機嫌を直したようだ。うん、我ながらいい受け答えができたんじゃないかな!





「な、なぁ、リオ……」

「なんでしょう、お嬢様」

「せっかく2人だし、いつもリコにやってるみたいに頭をなでなで……してくれないか?」

「い、いいんですか? お嬢様」

「頼むよぉ、リオぉ……」

「で、では失礼して」


 ボクは優しく包み込むようにアリスを撫でる。


「ふわぁ、落ち着く……」

「そ、そうですか?」


 ボクはしばらくアリスをなでた後、その手を止める。


「も、もっとぉ……」


 猫がエサをねだるようにせがむアリス。


「ふふっ、分かりました」

「♪」


 ボクとアリスの甘い時間がしばらく続いた。



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