第5話 日本在来種(縄文人)、本来の行動原理とは

  外来種韓国人と異なる原始日本人や在来種縄文人が、(無意識ではあっても)ほんらい持つ倫理観・社会道徳・思想とは、400年前に宮本武蔵がその戦いの思想として提唱した「二天一流」に見ることができる。

 

太陽と月、昼と夜、晴れと雨、明暗、陰陽。

その両者を人個人の生活に・人生に・社会に活かすことで、バランスの取れた「明るい人間」「明るい社会」を生み出すという考え方こそが「二天一流」という宮本武蔵の兵法(戦いの思想・人生観)なのです。

もともと、人間本来の生活とは昼を中心としてきました。

8:2 ~ 7:3くらいの比率で「昼・明・陽」が中心であり、「夜・陰・暗」とは、その為の休養・活力の蓄積のための存在でした。

中国の「古詩源」に書かれた最古の詩「陽が出りゃ働き、沈めば寝る、喉が渇いたら井戸を掘る、天子様など用はない。」という、太陽の運行・大自然の理に適った生き方です。

(縄文人社会の明るさとは、西洋ではブリューゲルの絵に描かれた農村社会と同じででしょう。)

戦いにおいて「陰陽」を重要な要素と捉えるのは、大きな意味があります。

二天一流(在来種日本人である縄文人)の場合は「太陽中心」であり、聖書に書かれているように「もっと増やせ、もっと繁栄しろ」という点では、むしろ「陽の思想」なのです。

昼は太陽の力を吸収し、夜はそれを栄養にして大きく育つ。夜(生育)の為に昼があるのですが、どちらが重要かといえば、それは昼です。夜の生育とは、あくまで「陰の活動」なのです。昼の太陽や施肥という陽の活動があるから、夜、眠りの内に静かに成長できるのです。

ですから、武蔵の戦い方はあくまでも「陽」であり、その人生・生き方とは陽気で明るい。一般に「宮本武蔵像が暗い」というのは、後世の作家たち(特に昭和期)が勝手に作り上げた偶像です。

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2023年の今、かの中国も「ナイトライフ・エコノミー」なんて」いう、夜間の(レジャー)活動に肯定的な言葉が人民報で頻繁に見られるようになってきています。

これは若者たちの新しい生活スタイルの肯定という、中国の大人たちの寛容さに由来するのでしょうが、「夜・陰」の方に存在感・重みを増やそうとしているのであれば、もしかすると、中国社会の「凶兆」となる予兆なのかもしれません(もちろん、数十年という先での話ですが)。


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  日本の警察とは、この「陰」ばかりを追求することが彼らの思想の中心として今まで存続してきました。

ですから、彼らの提唱する「社会の平和」「犯罪撲滅」という明るいキャッチフレーズの裏に厳として存在する「陰への強い欲求」が、逆に犯罪を呼び、繰り返させ・新たな犯罪を生むという陰の連鎖作用を産み出している。日本の警察による「陰が陰を呼ぶ」原理が源泉となっているからなのです。

世界中で日本の社会ばかりが悪化している、のは当然と言えるでしょう。

社会は悪化し、民間人の年収は(日本が様々な援助を与えている)韓国以下、日本の公務員(警察)ばかりが商売繁盛というパラドックス。これは日本だけしか見られない現象なのでしょうか。


アメリカや韓国のような歴史のない国では、長い時間で醸造された定まった倫理観・人間としての在り方というものがないので、簡単に「ハリウッド映画」に洗脳されて犯罪が多発する。

現在の日本は、そういうアメリカや韓国のような国に(社会の不安定さ・危険度という点で)どんどんなってきている、とも言えるのです。

そして、私個人は、その元凶が400年来続く日本の警察機能を担う組織の「陰の思想」によると考えています。

(遠藤誉氏による「モディ首相は岸田首相と違い漁夫の利は得ても心は売らない」https://news.yahoo.co.jp/byline/endohomare/20230625-00355182 は、本稿とは内容的に全く関係ありません。)


2023年7月2日

V.1.1

平栗雅人

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柳生新陰流の弊害 V.1.1 @MasatoHiraguri

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