『ハート・オブ・シティ』 下の3
『鍵かかってます。』
先に、らんぼう刑事が確かめたのだった。
『どうやって、開けるんですか?』
『いやあ。映画みたいに、撃ち抜こうかとか。』
『あれは、器物破損。無断侵入。はんざいでしょう。』
『まあな。しかし、いまは、非常時だから。』
『はあ。まあ、たしかに。』
しかし、なんと、その扉が、すいっと、自動的に開いたのである。
『あり。じ、自動ドアですか?』
『いやあ、まさかな。ま、いいや。開いたんだから、行くぞ。』
『はあ………なんか、怪しいですな。』
『固いこと言うな。』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます