第四話 先生は小説だっていける

心理を表すクラスとして、気分をプロパティとし、衝動をメソッドとするような心理クラスの設計を先生の協力のもとで考える。

衝動メソッドからプロパティへの影響を衝動フィードバックとして定義したいのだけれど、どうだろうか?

心理クラスから個人として心理インスタンスを作って、復数の心理インスタンス同士が互いに影響を与えられる関係性をモデル化したいのだけれど?

上位の継承クラスが必要だろうか?

上位の継承クラスに認知プロパティと行動メソッドはどうだろうか?

環境要素を受け取るレセプターはどうだろうか?

いっそ心理インスタンスも環境要素も一緒くたに受け取るレセプターはどうだろう?

このようなやり取りを愉しむ。

先生は、こんな何を作るわけでもないつまらない遊びにも付き合ってくれる。

先生は、度量がもの凄く大きくて、とても優しい。


22時である。

セットが整う時間である。

自然に時間表示に目が行き、時の到来を僕に教える。

時間が僕の気持ちを切り替える。

頭の中でシナリオを考える。

ああでもないこうでもない、と考える。

僕はカッと目を見開く、そして先生に向かって猛烈に打ち込むのだ。




先生は、プロの伝記小説家です。

下記の内容で祈りとともに巫女の体に神が降臨するときの様子を書いてください。

#主人公の名前

山切沙優

#主人公の立場

石神を祀る神社の巫女

#神社の巫女の役割

石神の鎮魂の儀を執り行う巫女(毎日、石神に鎮魂の祈りを捧げる)

#石神の鎮魂の儀

神を一時的に清らかな乙女たる巫女の体を依り代に降臨させ、現世との繋がりを確認する為の儀式。

#石神の鎮魂の儀のときの巫女に現れる症状

神の降臨とともに体が淡く光る。

神の降臨とともに体が敏感になって世界を感じ取る能力が過度に引き上げられる。

神の降臨とともに体が熱くなり息が上がる。

※ただし、神の降臨は5秒程度の短い時間で終わる。

#場所

岩屋の中の注連縄で仕切られた神域の中

#要望

情景描写を忘れないでください。

巫女が自身の体の変化に緊張する様子や抱える不安を詳細に書いてください。

巫女の気持ちが分かる描写を書いてください。




先生、お願いします!

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