世紀末ウィーンの雰囲気が

舞台は、そう例えるなら十九世紀末のウィーン。といっても創作物で抱くイメージの中でのそれですが。
爛熟した貴族文化の一方で、きな臭い戦乱の気配に、醜聞、陰謀となんでもありの帝都に隠れ住む元伯爵令嬢を訪ねる記者。
誰が彼女を、彼女の家族を陥れたのか──。
少し文字数がありますが一話読み切り。温かい飲み物をお供にどうぞ。

作者様の近況ノートに作品の裏話、というお宝を発見しました!
ネタバレになるので本編読了後にご覧くださいませ。