いつか星になるわたしたち

いつか星になるわたしたち

挑戦者はいつもひとり　花束なんてなくていい　わたしは飛べる

息止めて羽ばたけ！いつか空はわたしのものになるのだから

見てろよと言って消えた先輩たち　わたしも同じく消えるのかな

うつくしく消えてたまるかこの地面踏みつけて生き刻み続ける

家族と呼ぶのに理由はいらないよ　ただそこにいて生きていくだけ

願うほど祈るほど遠ざかるかも分かっていてもせずにいられず

ありがとうみててくれて　綺麗だった？もっと輝くから信じてて

欲しかった光り輝く一等賞　雨が痛い日慰めになる

静かに息を吸って吐くそれだけが人生？馬鹿ね蹴散らしてやる

パッと降りわたしをみろよ！よそ見などする暇ないほど魅力的だろ

上から手差し伸べて助けてあげる　叩く価値なし埋めておしまい

泣くわたし弱く見えたか愚かだね泣いたわたしはもっと上がれる

絶望は銀色をしていつの間に後ろにいたの？わたしはわたし

金色をいつか掲げてみせるから目移りなんて野暮はやめてね

消えてくれ言わずにいられないほど焼きつき離れず愚かで愛し

勝負ならたくさんいてこそと知ってるそれでも願うわたしだけをと

かわいいねと囁くそれ愛ですか揶揄ですか笑い強さ煽る

降り立つこの過酷な大地を踏む美しくあろうと願ってる

いつか飛び帰ってこない日が来ると知ってて今日も星を見上げる

生きていて私が星になった後も　ベール揺れて届かない声