第248話 悪筆看護師ヨシノ
令和某年某月
「この技術は我が国の最高機密情報であり本国でも一部の王族にしか知らされていない。失敗は許されない、わかっているな。」
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ヨシノは退勤前に先生に呼ばれた。
「ヨシノさん、美しい文字を書けとは言わないが、せめて読める字をお願いできないか?」
ヨシノはもう何度も悪筆を注意されていた。
「先生!このペーパーレスの時代にいつまで手書きなんですか?ワタシもうここ辞めます。」
ブチ切れたヨシノはそのまま退職した。
どこも看護師不足であり、転職先には困らなかった。
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