🍓ロリ巨乳の幼馴染み彼女が異世界からやって来たイケメン勇者に寝取られたと思ったら、実はイケメン勇者が男装した美少女で、しかも10年前に生き別れた血の繋がっていない妹だった話
8話:医療 ~相手が女の子とはいえ不用心が過ぎる~
8話:医療 ~相手が女の子とはいえ不用心が過ぎる~
「ぐすッ……
「悪い、心配かけた」
「心配かけ過ぎだよぉ~」
下着姿のまま、涙目(鼻水あり)で彼氏に抱き着く少女:
――場所は変わらず
ベッドの上には
「とりあえず、話を聞かせて貰おうか? お前が女ってのはどういうことなのか。それに
「ふむ、説明するとそこそこ長いんだけど……どちらを先に聞きたい?」
「……
ちょっと気恥ずかしく、ぼそりと答えた
それを受けた勇者は、どこか寂しそうな顔を返す。
「(やはり、ボクよりも
「ん? 何か言ったか?」
「いや、何でもないよ。それより、その件に関しては“医療行為”の一環だと言っておこう」
「医療行為? 何処かだ?」
「見ればわかるさ」
言って、勇者がその胸に“炎を灯す”。
「なッ!?」
焼身自殺でも図る気か。
もしくは人体発火現象でも起きたのかと慌てた
「“
「“
「その認識で構わないよ。“
「なるほど、異世界にはそういう力があるのか。まぁそれなら納得――って、いやいやいや、おかしいだろ。その力が本物だとしても、対象は“触れた相手”なんだろ? 何で俺じゃなくて
「確かに、言われてみれば……」と、ここで
一通り泣いて瞳を赤く腫らした彼女が、
「“勇者ちゃん”はね、私の胸を揉むことが
「おい
「だって~、勇者ちゃんが『
「い、
いくら自分の為とはいえ、そして相手が女の子とはいえ不用心が過ぎる。
今後は「俺以外に体を触らせるな」と後で強く言っておこうと心に決め、
何故、
そんな視線に対する勇者の答えは――
「いや~、その~、何て言うか……一度でいいから、大きな胸を揉んでみたくて」
「勇者ッ!?」「勇者ちゃん!?」
――――――――
*あとがき
次話は「勇者が『妹』だと判明する回」です。
タイトルでネタバレしているとはいえ、【序章】の核となる話なので是非ともお付き合い頂ければ。
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