真夜中のシュプール
こっちが悪いことをしたわけでも無いのに咄嗟にしゃがむなんて、潜在意識の中に罪悪感が在るんだな。
と、深く胸中を探る孝、胸に手を当てていた。
さすがに向こうの胸中は分からなかったが、差し詰め自分の母親の男が、冴えない壮年のオッサンだとは思って見なかっただろう、孝を初めて観て怒りが増幅されたに違いない。
しかし、直美の言っていた、赤木とナイトスキーで出くわした倒れ込んでいた人は救助されたのだろうか?赤木が直美の部屋に付いて来たから救助されていない筈。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます