【一組の男子が傍若無人で】

・【一組の男子が傍若無人で】


 今回のテストでは試験的にクラス平均というモノが発表された。

 そこで一組が一位で、私たち二組は二位で……といった感じだった。

 それにより、今、私たちの学年は揺れていた。

 そして今、私たちはクラス井戸端会議の真っただ中だった。

 美代は肩を落としながら、

「また一組の男子に馬鹿にされた……」

 私も少し俯きがちに、

「何で一組の男子ってあういう感じなんだろう……」

 他のクラスメイトたちもか細い声で、口々に、

「別に馬鹿じゃないし……ただ一回のテストの成績でこんなに言われるなんて……」

「一組以外は廊下を歩くな、みたいなこと言われたし」

「じゃあ走ればいいんか」

「そういうことになるよね」

 と、それぞれ言ったところで、正太郎が妙に無表情でこう言った。

「いいや、ほふく前進だな。ダッシュのほふく前進」

 そこにすかさず私はツッコミを入れた。

「ほふく前進がダッシュじゃないから!」

 それに対して正太郎は当たり前のようにこう言い放った。

「仰向けのほふく前進」

「聞いたこと無いよ! 上を注意しながら進むほふく前進!」

「空は綺麗だなぁと思いながら、警戒して進む」

「警戒して進めよ! 空は綺麗だなぁって黄昏るな!」

 正太郎はふと何かを思いついたかのように、こう言った。

「あっ、赤トンボ……と言いながら立ち上がる」

「ほふく前進はどうしたっ! 途中で立ち上がるほふく前進、一番ダメだ!」

「赤トンボ目がけてジャンプする」

「ほふく前進しないといけないタイミングで、立ち上がってジャンプはもう終わりだよ!」

 私が強めにツッコむと、それに呼応するかのように正太郎も少し気合いを入れて、

「ジャンプして両手でバチーン!」

「音も立てるな! あとそれ以上に赤トンボを蚊みたいに倒そうとするな!」

「血を吸っているから赤いのかな」

「蚊じゃないから!」

 と、ツッコんだところで美代が、

「鈴香と正太郎くんは置いといて、一組の男子は本当に困るよ」

 と、溜息をつきながら言い、華絵はモグモグしていた口の中を整えてから、

「というかこの流れには鈴香と正太郎くんにも困るよ」

 括られてしまった……クラスのみんなからそこそこ冷たい目で見られてしまった……。

 そこで、正太郎が真面目に喋り出した。

「いやでも何か一組の男子の悪口を言いそうになってたからさ、やっぱり悪口は良くな・・・」

 と言ったところでクラスメイトたちが次々と声を張り上げた。

「いやでも私たちがもう一組の男子から悪口言われているんだよ!」

「何でテストの成績が少し悪かっただけで、あんなに言われるの!」

 それ以上にデカい声を荒上げるキャムラは、

「確かにめちゃくちゃ腹立つよな! テストの成績がなんだよ!」

 と言い、何だかどんどんヒートアップしていって、

「というか成績良くても性格悪かったら意味無くないっ?」

「そうだ! そうだ!」

「そうだよ! そうだよ!」

「そうだ! そうだ!」

「そうだよ! そうだよ!」

 クラス全員でそう言い合っている。

 アツアツで言い合っている。

 確かに私も一組の男子に馬鹿にされたけども、別に、と思ってなんとも思わなかったけども、みんなはこう思っているということだ。

 やっぱり何か言うべきだろうか、さっきの正太郎のように。

 正太郎のほうをチラリと見ると、正太郎は何をどう言おうか迷っているように感じられた。

 最近、正太郎とよく一緒にいるので、大体コイツの考えることは分かってきた。

 本当は悪口をやめさせたい。

 対立と対立は負の悪循環だと考えるから。

 私も実際そう思う。

 じゃあ止めないと。

 そう思っている人が止めないと。

「あのさ、みんな……平均、だよ?」

 そう言うと、みんな、ぐっと苦虫を噛み潰したような表情を浮かべた。

 まるで『平均では負けている事実』に押し潰されているように。

 でも私の言いたいことはそういうことじゃない。

「平均って、万能な数字じゃないよ」

「どういうこと、モグモグ」

 華絵が一番に私へ聞いてきた。

 というかどんな時も本当にお菓子を食べるようになったなぁ。

 まあいいか、話を続けよう。

「平均はその全体の能力が高いと表す数値ではないんだよ」

 華絵は頭上にハテナマークを浮かばせて黙った。

 モグモグも止めて。

 華絵がモグモグを止めるなんてよっぽどのことだ。

 そしてキャムラが、クラス一のお調子者のくせにやけに低いテンションで、言いづらそうに喋り出した。

「あのさ、よく分かんねぇんだけど、平均って全体的に優れているって話だろ? だからさ、一組の男子には腹が立つけども、事実は、事実なんじゃ、ねぇの……」

 自分で言ってて嫌みたいで、頭を強く掻きむしりながら言った。

 その先細った言葉の先に、間髪入れず、隼輔くんが喋り出した。

「まあみんな勉強を頑張るしかないんじゃないのかな。このクラスの平均よりも、一組のクラスの平均のほうが良かったわけだし。事実は事実として受け止めて、頑張るしかないよね」

 それに対してキャムラはまたさっきのアツアツな感じで、苛立ちながら、

「でも隼輔! オマエも一組の男子から悪口言われてたじゃねぇか! カッコつけてるくせに馬鹿なんだなって!」

 隼輔くんはさも当然のように、

「言っているヤツが馬鹿だと思えばそれでいいでしょ、そもそもそんなこと言っているヤツは絶対馬鹿だ」

「いやまあオマエは平均より上だからかもしれねぇけどなぁ!」

 キャムラはアツアツを越えて、グツグツになりかけているので、それを制止するように私は喋った。

「でもそうだと思う。私もそんなこと言っている人は馬鹿だと思うよ」

 それに対して深い溜息をついたキャムラは、また自分のことが嫌になるという感じで、

「……鈴香、でも平均はよぉ?」

「だから平均って絶対じゃないんだよ。う~ん、じゃあまだ推測の域をでないから詳しい言及は避けるけども、私と……正太郎で、この一組の男子が悪口言う問題を解決してみせる! ……多分!」

 自分としてもキレが悪いなとは思うけども、絶対にそうという確証はまだ無いので、こんな言い方しかできない。

 でもこの言い方でも周りは私に同調してくれた。

「さんすう探偵の鈴香が言うんだったら間違いないよ!」

 最初に同調してくれたのは美代。

 やっぱり持つべきは親友だよね。

 それに続いて。

「鈴香と正太郎くんになら任せられるね、うん、モグ」

 とワン・セットのモグを入れ込みつつ、食べ始めの華絵も同調してくれた。

 そして次第にクラスのみんなが同調してくれて、女子も男子も、一旦この一組の男子に悪口を言う流れは収まった。

 しかし一人だけ浮かない顔をしている人がいた。

 正太郎だ。

「いや、平均って絶対的な数字だろ……それをどうにかすることってできるのか?」

 曇った表情の正太郎に私は、

「う~ん、一組の男子の成績が飛躍的に上がっていなければ可能性はあるよ」

 と、言うと、正太郎は少し疑うような顔をしながら、

「……一組の男子って基本的に頭はいいほうじゃないの?」

「正太郎は転校してきて知らないだろうけども、一組の男子は基本的にそんな頭良くないはずだよ」

「でも平均は上なんだろ?」

「大丈夫、大丈夫、正太郎が言葉で一組の点数の成績を聞き出してくれればね!」

 私は正太郎の雲を払うために、できるだけ明るくそう言った。

 それに対して正太郎はまだ不安といった感じに、

「……まあ言葉で聞き出すくらいならできるけども、かえってその結果の差に泣くことになるんじゃないのか?」

 と言ったので、さらにその不安を飛び越えるために、私は語気を強めて、

「ううん、大丈夫! 私を信じて!」

 すると正太郎は一息ついてから、

「鈴香の言うことは信じないとダメだもんな、分かった、聞いて回るよ」

 そう言って優しい笑顔で答えた。

 ”信じないとダメ”なんてことは無いけども、その優しい笑顔に何だか少し心臓が痛くなった。

 一体どういことか分からなかったけども、まあそんなことは置いといて、正太郎に聞いてもらうことにした。

 あれ、でも、どうやって聞くんだろう。

「正太郎、そう言えば、どうやって聞くの? 聞き出すくらいはできるって、自信はあるみたいだけども」

「こういうのは太鼓持ちに徹すればいいんだよ」

「太鼓持ちって何?」

「相手を気持ち良くさせるということだ。前のお菓子のすり替えの時、ヒロシのことを褒めただろ。あれをみんなにするんだよ。たとえば一位の成績を聞かせて勉強させて下さい、とか、ね」

 それを聞いた時、正直私はギョッとした。

 だから、

「……でもそれって、正太郎は傷つかない? やっぱりこういう方法やめよっか。もっと正々堂々と先生に聞こうかな」

「う~ん、さすがに先生は個人の成績は答えないんじゃないかな、それに全然傷つかないよ、太鼓持ちくらい、いつもやっていたよ」

「……えっ? いつもやっていたって……」

 私はさっき以上に、もっと驚いてしまった。

 正直ちょっとヒイてしまった。

 そんな私を見た正太郎は、落ち着いて説明を始めた。

「転校って結構大変なんだ、一回一回人間関係がゼロになるからね。だから俺は転校の度に太鼓持ちをやっていたよ。そして仲良くなって、いい感じになったら太鼓持ちを止めたり……場合によってはずっと太鼓持ちやったり、な……」

「それって、何か、つらくない? 大丈夫?」

 と聞くと、正太郎は妙に晴れやかな表情になりながら、

「本当に不思議だな」

「……いや何がっ、全然答えになっていないんだけどもっ」

「こんな話してしまう自分にも、太鼓持ちしなくても仲良くなれる人がいることも」

 何だか正太郎が輝いて見えた。

 分からないけども、すごく胸が高鳴って。

 正太郎は続ける。

「俺は鈴香と出会えて良かったよ、この学校は、少なくてもこのクラスは、ちょっと事件があるけども、すごく楽しい。こんなに太鼓持ちの期間が短いことも初めてだし、それに、太鼓持ちをせず、こんなに仲良くなれる人ができるなんて初めてだよ、ありがとう、鈴香」

 そう言って私の手を握ってきた正太郎。

 その瞬間、心臓が飛び出そうなほど、強く跳ねた。

「ちょっ! 急に何! どうしたのっ!」

「どうしてもお礼を言いたいんだ。ほら、また転校したらお礼も言えなくなるだろ。だからお礼の類は言いたい時に言うと決めているんだ。それが急になってゴメン。でも言いたかったから」

 何だよ急にお礼って……こっちのほうがしたいくらいだよ、でも、恥ずかしくて言えないけども……。

 正太郎のおかげで丸く収まったことだって、いっぱいあるし……あぁ、お礼言おうかな、どうしようかなぁ……よしっ! 私も言っちゃおう!

「私も! 好きだから!」

 口走った後にハッとした。

 あれ、私、好きと言った……?

 いやいやいや! 何かよく分かんないけど違う違う!

 正太郎はキョトンとしている。

 今のうちに訂正しないと!

「友達として好きだからねっ!」

 そう言うと、正太郎は何故か少し残念そうに、切なげに笑いながらこう言った。

「ありがとう。俺も友達として好きだから。じゃっ、じゃあ、成績聞き出してくるから」

 そう言って、ちょっと駆け足で、一組のほうへ行った、と思ったら、ほふく前進になった。

「いや! 廊下のほふく前進はいいって!」

「あっ、デカめの蜘蛛、糸垂らしてる」

 と言って立ち上がる正太郎。

「いや立ち上がるんかい! そりゃまあほふく前進する必要無いからな! 廊下はっ!」

 そしてジャンプして手をバチーン!

「蜘蛛倒すな!」

「嘘嘘、言ってくるね」

 そう言って廊下を走って行った正太郎。

 いや廊下を走ることはマジのアウトなんだけども。

 まあでも何か、あくまで何か、ボケてくれて助かった。

 このままだと何か、何かね、何か、変な空気のまま一旦別れるなと思っちゃったから。

 それを断ち切るようにボケてくれて助かった。

 あとは正太郎の点数聞き出しがうまくいけばいいけども。

 というわけで……うまくいった。

 なんと正太郎は一組全員の点数の聞き出しに成功した。

 いやすごいな、一組の優等生の小林ちゃんからは絶対聞き出せないと思っていたけども、真面目過ぎて堅すぎるところあるから、ということを聞き出したあとに正太郎へ言うと、

「意外と女子のほうが聞き出せたよ、正義感があったから」

「……どういうこと?」

「一組の女子も、男子が他のクラスにああ言ってるの何か嫌だったみたいで、うまくいけば言うことを止めさせられると言ったら結構すんなり教えてくれたよ」

「そういうやり方もあるのね……」

 私は何だかすごく感心した。

 正しいか分からないけども、柔と剛というか、言葉をいろいろ使い分けているんだなぁ。

 ぶっちゃけ、ちょっと尊敬する……いやだいぶ尊敬する、とか思っていると、正太郎が

「まっ、こういうことは全部ことば探偵に任せてくれよ。ただし、これでうまくいった場合は俺の勝ちだな!」

「いやっ、うまくいった場合は二人の勝利でしょ」

「ううん、ここは譲らない。俺の勝利」

「いや譲れよ! 今までの感じならもう譲れよ! 私も譲ってんだから!」

 とツッコむと、正太郎が首をブンブン横に振りながら、

「いやもう絶対譲らない! 言葉のほうが大変だから!」

「何でそこは頑ななんだよ! じゃあ言うけども私の勝ちだからね! 正太郎、聞き出した段階ではまだどういうことか分かってないでしょ!」

「そこはまあ分からないし、鈴香に教える前に改めて平均点を出したけども、やっぱり同じ平均点でダメだと思った」

「別に私は平均点にミスがあるのでは、と思ったわけではないよ!」

 私がそう言うと、正太郎はめちゃくちゃビックリしながら、

「そうなのっ? じゃあどういうことだ……」

「で、正太郎の点数は何点だった?」

「あっ、言うの?」

「言う、というかこのクラスの点数はみんな私が聞いておいた」

 そう答えると正太郎は少し慌てながら、

「ことば探偵・鈴香かっ!」

「いやもう普通に信頼だけで聞けた」

「いいなっ、信頼って」

「でもまあ正太郎でも簡単に聞けたと思うけども」

 と普通の感じでそう言うと、

「そ! それは当たり前だろ!」

 と言いつつも嬉しそうな顔をする正太郎がちょっと可愛かった。

「俺の点数はなぁ、78点」

「何だよ、私と一緒じゃん」

「仲良いな俺たちっ」

 とニッと笑った正太郎。

 まあ仲良いわ、二人で探偵なんてやっているんだから。

 あとまあそうだね、これで確定した。

 やっぱり私の読み通りだった。

 私は席に着いて大きめの紙を取り出して、正太郎は私の隣の席に着いた。

 そして私は改めて正太郎に言った。

「平均って、どういうことだか分かる?」

「だから全体的に優れているほうが高く出る数値だろ?」

「個々の能力は全く違うのに?」

「でも均された結果、高いほうが上に来るんだろ?」

 まあこう言うだろうなぁ、さて、ここからが本番だ。

 私は得意げになって語尾が上がらないように注意しながら、

「じゃあ点数に順位を付けて総当たり戦をしてみようかぁ」

 普通に語尾が上がった。

 でもまあそこをツッコんでこない正太郎は優しいな、と思う。

 正太郎は何事も無かったように話を続けた。

「総当たり戦って、順位ごとに点数を戦わせるってことか?」

「そうそう、このクラスの一位は88点、一組の一位は100点ね」

「ほら早速、一組が勝った! こうやってずっと一組が勝つんじゃないのか?」

「こっちの二位は87点、向こうの二位……というか同率一位で100点ね」

 私は紙に表を書きながら、対決を進めていく。

 それを見ながら正太郎は、

「いやもう、改めて負けていく過程を見るんじゃないの?」

「八位くらいまではこんな感じだけども、そこから下は拮抗していくんだよね」

 と言いながら私はどんどん表を埋めていく。

 そして、

「はい、表書き上げたから見てみてよ」

「総当たり戦の表が完成か……! あれ! 何かうちのクラスのほうが勝ち星多いぞ!」

「一組は八人飛び抜けた点数の人がいて、あとは全体的に低調なのっ。でも平均すると、その上位の八人が頑張って平均を底上げしていたの!」

 正太郎は何かちょっとヒキながら、

「……うわっ、このへんは一組の男子の成績だから、こうやって見ると一組の男子の点数って、めちゃくちゃ低いんだな……」

「そう! つまり私たちは平均に負けたというよりは、この一組の天才女子八人衆に負けているだけなのっ! というわけでこれを学年のみんなに発表すれば! 一組の男子は逆に叩かれる立場になるということ!」

 私が自信満々にそう言ったら、正太郎は私の肩をポンポンと叩いてこう言った。

「確かに一組の男子に悪く言われたことは腹立つが、そうやってターゲットを変えるだけじゃ意味が無い。俺がこの表を持って一組へ行って、成績の良い女子たちに見せて、その女子たちから男子に言うことを止めてもらうか、俺が手助けして言うことを止めてもらうことにする。あくまで内々で処理する」

 私は実際そんなに腹立ったわけじゃないけども、やっぱりクラスのみんなの悲しさを見てしまったから熱くなっていた。

 でもそうだ、そんな吊し上げなんてダメだ、正太郎の言う通りだ。

 いつも私は正太郎に助けられているなぁ。

「じゃあ俺行ってくるから、ありがとう鈴香、また鈴香のおかげで解決できそうだ。じゃあな、ほふく前進で」

「いやだからそれはもういいって!」

 ――そして一組の男子が悪口を言うのは、パッタリと無くなり、事件は解決したのであった。

 内々で処理したので、どうなったかの説明はクラスメイトにもナシ。

 その時にまた正太郎が「やっぱり鈴香はすごかったぜ、鈴香のおかげだ」と言ってくれた。

 その時に受けたチヤホヤが気持ち良くて、つい正太郎もすごかったということを言うのが薄くなっちゃったけど、あとあと考えると、やっぱり正太郎が探偵をしている理由が分からない。

 チヤホヤされたいんじゃないの? やっぱりそれは嘘なんだろうな。チヤホヤされたいのは私だけなんだろうな、何か私、器小さいのかもしれないな。

 いや自分を下げることはいいとして、最近このことばっかり考えている自分がいる。

 ずっと正太郎のことを考えてしまう。あくまで正太郎が何で探偵をしているのか、を。

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