第4話

結局近くまで行けず



 【上手く行くと良いな。】


 【良くないよ!!その相手私だよ!!私!!】


【でも、やっぱり友達の恋愛応援したいし】


【あーもう、ダメ邪魔するとか、横から待ったする気もなさそう】



そして、親友はやって来た。


 「どうだった??」


「振られた」


 【ごめんね、羽村くん】


妄想の振った張本人が謝っている。


 「俺、まだ頑張るからな」


【えっ??】


「その息だ!!俺も応援するからな!、」



【えぇー!!ちょっと、優くん!!】


ーーーーーーー

 ヒロイン視点


 振ったあと



 もう優くん!!何なのあの応援するって一点張りな態度は!!


 何度も誘惑して・・・妄想で


何度も告白したのに・・・妄想で


 なのに全然振り向いてくれない。



 と言うか、


 【どうやったら羽村はokして貰えるかな?】


現在も本気で親友の恋の成就の仕方考えてるし!!


 【次こそは上手く行くといいな!!親友には幸せになって欲しいし!】



 そう言う純粋に人の幸せを願う所は良いところなんだけど、そこが良いところなんだけど、


 少しは、少しは私に振り向いてよ!!


 もう怒ったから今日は私の水着24時見せてやる。


 【やばい、応援してた筈なのに、金井さんの水着姿が】


【優くんは本当は私でこう言うこと考えちゃう子なんだよ】



 

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