第5話
ヒロイン視点
ある日、能力で人の心が見えるようになった時、私は他人の考えることが分かると、誰とも話せなくなって居た。
みんな本心はドス黒く、人の本性は見えない方が楽だと心の底から思った。
そうなふうになった際で私は人と話すことが出来なくなって孤立した。
やがて、虐められるようになった。
机にラクガキされたり、ゴミを入れられたりと散々だった。
でも逆らうなんて出来なかった。
人の心闇を知ると、逆らうなんて到底怖くて出来ない。
けどある日から、いじめの嫌がらせは徐々に無くなっていた。
みんな事前に私が消したりしてると思っているようだけど、私はそんなことはしてない。
誰かがしてくれているらしい。
そして、その人は見つかった。3つ隣のクラスの優くんだった。
【はぁ、こんな嫌がらせするのはよくないよ。本当に】
正直、私に言い寄るためかとも思ったけど、決してそんなこともなく。
そもそも誰の机かすらわからないみたいだった。
【でも、やっぱりずっとこのままってことは先生とかに相談する力も無いんだろうな】
優くんは貼ったらすら、ただ私の机を拭いてくれた。
【うん、やっぱり良くない!!】
優くんは何か覚悟を決めたようで、先生に出席簿もらいにいった。
【でもなぁ個人情報だし】
【お願いします!!先生一目惚れなんです!!教えてください!】
顔も知りもしないしないのに、嘘を、
【あった、ここだ金井さんか】
優くんは、色々な人に話しかけて虐めを無くすように言い回ってくれた。
そして、私の虐め、内心はいじめたいようだけど、虐めは無くなった。
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