第5話 初配信……の前日 3時のおやつ! 「6生期」 上

天羽 夢兎 sien


この日が来るまで色んなことが合った。


まぁ1番びっくりしたのが3時のおやつ!に採用されたことだけど……


あ、あと鈴燈さんにカラオケ誘われた時も合ったな~


そうついにきてしまったのです。



3時のおやつ!6生期の初配信日………………の前日が!


え、当日じゃないって?あのね、皆、コミ障は、当日よりも前日が緊張するんだよ……


心臓は、バクバク言っているのに原因となるものは、解決が出来ない――


この気持ち!当日なら時間が過ぎるのを待つのか、もうなんでもいいや!と突っ走るのか。


この二択で別れる。



私は、どっちかと言うと後者だろう、思い切りすぎて炎上しなければ良いけど、、、やめよやめよフラグを立てるのは。


それより本当にこの子の中……私なんかに務まるのかな。


そう言って私は、パソコン画面を見つめた。


見れば見るほど中身が私なんかでいいのか不安になる。



雪のような白色の髪に桃のようなピンクの瞳。


衣装だって、とんがりボウシは、無いももの、肩出しのコズロリチックなワンピースにローブ。


ニーハイソックスに厚底編み込みブーツ。


顔立ちは、美人と言うよりかわ少し童顔で美少女が似合う顔立ちをしている。


私が担当する神は、フレイヤ――愛と魔術の女神、だから少し魔女ぽさも出ている。


不安は、ある。けどこの子は、私の為に描いてくれて作ってくれたんだ!せっかく造ってくれたのに私がこんな気持ちじゃダメだよね!

よし明日頑張ろ。大丈夫明日は、土曜日だから何も予定は、ないし!


何気なくパソコン画面のあの子に言ってみた


明日は、よろしくね、―――。



――――――――――――――――――――


鈴燈 華楓 sien


ふぅ――――、とりあえず課題は、終わったと。


あれ、そういえば、初配信って、明日じゃん。


はやー、1ヶ月ってあっという間だったな。


1ヶ月前の私が見たらどんな反応するんだろ、羨ましい?、すごい?


私だって採用されるとは、思わなかった、ただノリで、この期に自分が変われたら良いなと思っただけ、それなのに受かっちゃった。


他に私よりよっぽど良い理由な人だっていたはず、なんで受かっちゃったんだろ……。


まぁ、降りるつもりは、無いけど。


せっかく神様がくれたチャンス、それに――推しとも会えるしね♪!


ふと、もう1回あの子を見ようと思った。


パソコン画面を開くとあるイラストが見つかった。


アウロラ―曙の女神

意味を調べてみると夜がだんだんと開けることを示してるんだって。


私には、合わないなぁ――


太陽みたいな真っ赤な髪に蜜柑のような黄赤色の瞳 りんごのような唇。


夜が明けた、暁を、表しているかのような容姿。


まぁぼちぼち頑張るか……


頑張ろうね―――。


そう言って私は、パソコンを閉じた。



――――――――――――――――――――

西園寺 靂 sien


あぁ、明日か……


気づけば、もう初配信日前日まで迫っていた。


それより一昨日の学校は、ウザかったなー


急に女二人が俺を争って喧嘩するし、俺は、誰の物でもねぇーんだよって言ってやりたがったわー。


あー、でも言えねぇ、学園だったら癒し王子様系男子で通してるからきつく言えないんだよなぁ。


でも天羽だっけか?そいつが来たらさっぱり喧嘩しなくなったし本当に天羽様様だわー。


でも来た時は、天使みたいだったな…思わず見とれちゃったし。しかも何故かドキドキしたし……なんでだ?


それより明日は、何事もなければいいんだが、開いてたパソコンにあるページに行けば狼をイメージしたようなイケメンが写ってた。


明日には、これが俺になるのか……

これだったら本性でも不思議は、ねぇな


深海のような紺青色の、ウルフカットで右側に黒メッシュを入れている髪に金とも言える琥珀色の瞳。


それより、明日の準備でもすっか。



――――――――――――――――――――


夏奈弥 楽羅 sien


では、楽羅。これにて終了いたします。


はい、先生。今日もありがとうございました。


そう言って着物を着たおば様は、部屋から退出した。


ここは、家のお茶の間。いつもここで楽羅は、お茶の習い事をしている。


お茶の習い事が終わり楽羅は、自分の部屋へ向かった。


なに、しようかな……


いつの間にか部屋に着いた楽羅。

部屋は、和室、だが上品差を出していてとても綺麗になっている。


ふとカレンダーを見てみると明日の部分に赤くと書かれてあった。


あ、そっか明日なんだ...すっかり忘れてたや。


明日のために、もう一回練習しよ。


その前に部屋着に着替えて。


部屋の1箇所だけ機材が沢山置かれている場所があり和室の部屋だからか異様に目立つ。


確か、ここを開いてここを押して、音声ONのボタンを押して画像は、ここを押して読み込むを押したら…………出来た。


後は、話す言葉か……

とりあえず名前と趣味、意気込みと目標、そしてファンタグ、ファンネームとか決めなきゃだよね…。


そこら辺は、視聴者様に決めてもらって、というか来てくれるかな?。


まぁ来ないと言うことは、起きないと思うけど、3時のおやつ!だから新人VTuberは、注目の的。


ヘマさえしなければ勝手にファンができるし。


それよりトップバッターって誰だっけ……


忘れたや。


ふぁぁ――んんー、眠……


色々いじってたらいつの間にか夜の11時になってたみたいだ。


習い事が終わったのは、夜の9時ら辺……

結構過ぎてたな。


眠る前にふと、あれが浮かんだ。


なんであれを思い出したんだろう、明日が初配信日だから?


まぁ眠る前の休憩ってことでいっか。


パソコンをパチパチしてボタンを押すと彼女は、現れた。


黒髪に紅い瞳をした美しい少女。


服装は、よく、神社で見かける巫女さんぽくなっている。


髪は、何もしていないただ下ろした髪型であるとしたら姫カットが印象的だろう。


確かイメージした神は……あぁ、あれだ確か――レア、大地母神。


神とか今まで興味は、わかなかったけどこれから調べて見てもいいかも…な。


はぁ――んんー眠……


そろそろ寝よ。


バタとパソコンを閉じ、ベットへダイブしてそのまま私は、落ちるように寝た。


――――――――――――――――――――

作者sien


本当は、6生期の6人全員書こうと思ったんですけど……無理でした。


なので今回は、6人中4人を書きました。


後2人は、また後日ということで……


詳しくは、今登場人物紹介みたいなのを書き途中なので、6生期のみんなの配信が終わったら公開します!


――――――――――――――――――――


書いてみて、やっぱりキャラそれぞれ思う気持ちが全然違うって思いました。


夢兎は、緊張しながらも当たって挫けろ!な感じで。

華楓は、自分なんかと思いながらも、他には、譲らない少し裏がありそうな感じでしたね。

靂は、もう完璧裏腹黒でしたね、、、作者の私もびっくりするぐらい。

楽羅は、少し怠けな感じでしたが少し完璧主義者ら辺も出てたかな?という感じでしたね。


こう見ると本当に個性それぞれな子達が集まりました。後2人は、どんな性格なのかな?と楽しみに待っててね下さい!。


実は、裏話で性格とか名前とかは、予め決めないで、書いてる時に決めてるんです。


なのでこれからの進みも全く決めてません。ですが皆さんが楽しんでみてくれる小説を作りますのでこれからもコミ障を治したくて今話題のVTuberになってみたら思わず人気が出てしまった。通称コミブイをよろしくお願いします!。


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