方言と、東北の建物や風景に癒されます。
ホラーなんだけど、心の底が少しだけあたたかくなるような。
棺に納める硬貨を題材にしたホラーは初めて読みました。
正統派和風ホラーの雰囲気があるのに、題材はオリジナリティがあって引き込まれます!
子供の頃、祖母のお葬式をしたとき、確か紙のお札を入れていたように記憶しています。
本物のお金を火にくべるのは、本来法律違反になるからだったのですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
方言は宮城県北部のもの、風景は地元と祖父母が住む町を混ぜた感じをイメージしています。
民話は怖いようでどこか物悲しかったり優しい話が多く、そういった部分を再現したかったので、嬉しいお言葉です!m(_ _)m
今は、紙に書いたお金を燃やすところが殆どですね。でも自分の田舎だと、古い焼けたお金を見かけることが稀にあります……
幼い頃、自販機から古い小銭が出てきたとき、祖父が「死んだ人の小遣いなのに」と言ったことがあり、それが供養されずに世に流れてしまうことが悲しいなと思ったのが、今回の話の元ネタとなっております。
この、方言から引き出されるリアリティに引き込まれますね。
怪異を怪異として受け入れている現地の人間と、そこに来たばかりで狼狽える都会の人間との差がすごくハッキリと出ていて面白い!(゚∀゚)
そして、その分リアルに怖い……(´д`)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
方言は、和風ホラーを書くときのこだわりのひとつですね。
仰るとおり、弥沼町の住人は怪異を自然に起きる現象の一つとして捉え、受け入れています。それ故、人里離れた地でこの町は閉ざされ、外部の人間が住むことは非常に稀です。
怖いという言葉がホラーを書いていて一番嬉しいです(*´ω`*)
まだまだ怖い話のネタはあるので、よろしければ引き続きお付き合いください!
主人公は強いですね……(・_・;
ご遺体と一緒に焼かれた、とか言われたら、僕は息を呑むどころか、止まるかもしれません……。
だから、焦げた匂いがしたのか!と思いました。
作者からの返信
引き続き、コメントありがとうございます!
御春はこのような事態に慣れているので、ホラー耐性はかなりのものです。
自分も昔、お釣りで焦げた10円玉が出てきたことがあり、その際祖父に同じことを言われ、完全に凍りつきました……(• ▽ •;)