第3話 腕相撲

ひょんな事から何時ものメンツで腕相撲大会になった

カーラ

「ふっ、ドラゴンのパワー見せてやる」

ガドー

「ドワーフの筋力を見くびらないでほしいね」


2人は燃えているが、他のメンバーはホゲーとなっていた

ユーリ

「筋力だけだと強さは測れないですよ」

アスナ

「同意です、馬鹿が腕相撲ではしゃいでいるだけです」

レミリア

「初めから棄権だぞ」

ミサキ

「同意、それより腹が減った」


結局、まともな参加者はカーラとアスナ、ガドーとユーリの4人だけだった

まずは、ガドーとカーラが対戦する

「ドラゴンのパワー、人間態でも桁外れなんですけど」

「ドワーフなめんな、人間態の竜なんかドワーフのパワーに」


と言う前にポッキリとカーラはガドーの腕を押し倒していた


ガドーは悶絶する「うおおおおお、腕が、腕が!!」

カーラが「だから、ドラゴンのパワーって半端じゃないって言ってるのに」


その様子を見ていたアスナとユーリ

ユーリは言う

「あのー、アスナ様、お手柔らかに」

「ユーリ様、何を言っているんですか、早く力を入れてください」

「えっ?」


その瞬間、アスナが一気にユーリの腕を押し倒す


ガドーが慰める「まあ、お前は竜騎士としては異端すぎるしな」

「グスタフさん、50人ぐらいを相手にして全勝したって話があるんですよ」

「あいつは筋力は規格外」


そして、遂にカーラとアスナの決勝戦が始まる

「ワイバーンの嬢ちゃん、ドラゴンの力、みせてやるわよ」

「それはそれは、お手ややわらかに、乳のデカいだけのねーちゃんさん」

二人共リミッターが外れ気味になっている、そしてファイトと掛け声がかかる


カーラは全身の力をアスナの腕に注ぎ込んだ


ところがアスナはケロッとしてる

「あのー、カーラさん、もう始まってますよ?」

「解っている!!、なんだ、この鉄骨を相手にしてる感覚は!?」

「カーラさん、力入れていいですか?」

「えっ?」

その瞬間、アスナが圧倒的な腕力でカーラの腕を抑え込んだ、

机さえ破壊されている


「な、何よこれ、力、おかしすぎない!?」


そういう経緯も含めて初代、身内腕相撲大会はアスナが優勝した

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